北海道警は6月2日、恐喝の疑いで北見市の無職、尾角音弥容疑者(24)を逮捕した。札幌市手稲区のラブホテルで50代男性から現金約150万円を脅し取ったとされる一連の事件で、逮捕は6人目。警察は、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウ型の犯行の可能性も視野に全容解明を進めている。
逮捕容疑は2025年6月1日、すでに起訴されている20代の男女3人と共謀し、札幌市手稲区のラブホテルで50代男性を脅し、現金約150万円を脅し取った疑い。警察は尾角容疑者の認否を明らかにしていない。
警察によると、男性は出会い系サイトで「3人で性行為をしよう」と誘われ、ホテルで尾角容疑者らと合流した。そこで女性から盗撮を持ちかけられ、自身のスマートフォンを預けたという。女性がスマートフォンを持って部屋を出た後、尾角容疑者を通じて「警察に行く」と伝えられ、さらに女性を名乗る人物から「娘さんにバレちゃうね」「会社もわかっちゃった」などのメッセージが送られたとされる。
その後、尾角容疑者が「300万円以下の罰金だから1人150万円用意しないと」などと男性に伝え、男性は指定された場所に約150万円が入った封筒を置いたという。
警察は、出会い系サイトで標的を探し、ホテルで弱みを握って現金を脅し取る手口に着目している。一連の事件ではすでに複数の男女が摘発されており、道警は余罪の有無に加え、他の共犯者、資金の流れ、役割分担の実態も調べている。今回の事件は、ネット上の誘いを入口にした美人局型恐喝の危険性を改めて示した形で、警察は安易な接触や金銭要求に応じないよう注意を呼びかけている。
編集部まとめ
北海道警は、札幌市手稲区のラブホテルで50代男性から現金約150万円を脅し取った疑いで、北見市の無職・尾角音弥容疑者を逮捕した。事件では、出会い系サイトで男性を誘い出し、盗撮を持ちかけたうえで、家族や勤務先を示唆する言葉で心理的に追い込み、現金を置かせた疑いがある。逮捕者はこれで6人目となり、警察は匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウ型の犯行も視野に、余罪、共犯関係、資金の流れを調べている。
この記事の要点Q&A
Q. 逮捕されたのは誰ですか。
A. 北見市の無職、尾角音弥容疑者(24)です。
Q. 何の疑いですか。
A. 札幌市手稲区のラブホテルで50代男性から現金約150万円を脅し取った恐喝の疑いです。
Q. 手口はどのようなものですか。
A. 出会い系サイトで誘い出し、ホテルで盗撮を持ちかけ、家族や勤務先を示唆する言葉で不安をあおり、現金を要求したとされます。
Q. 逮捕者は何人目ですか。
A. この事件で6人目です。
Q. 今後の捜査の焦点は何ですか。
A. 余罪、他の共犯者、資金の流れ、トクリュウとの関連です。
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