大阪府東大阪市のコンビニエンスストア敷地内で今年1月、男子中学生が乗用車にはねられて死亡した事故で、警察が運転していた71歳の男性を9日にも過失運転致死の疑いで書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。
検察庁に対し、起訴を求める**「厳重処分」**の意見を付ける見込みだ。
事故が起きたのは、東大阪市中新開のコンビニ駐車場。駐輪スペース付近にいた中学3年生の小川総司さん、当時15歳が、駐車スペースから急に前進してきた乗用車にはねられた。
車は車止めを乗り越える形で敷地内を進み、小川さんを巻き込んだ。小川さんは搬送先で死亡が確認された。
駐車スペースから急発進 車止めを乗り越え中学生をはねる
事故直後、乗用車を運転していた71歳の男性は過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕された。その後、釈放され、警察が任意で捜査を続けていた。
男性は事故後の取材に対し、事故の瞬間について「覚えていない」としたうえで、「後から考えると、多分アクセルとブレーキを踏み間違えたんじゃないか」と話していた。
捜査関係者によると、警察は車両の動きや現場状況、男性の供述などを踏まえ、アクセルとブレーキの踏み間違いが事故の主因とみている。
「厳重処分」意見付きで送検へ
警察は、男性の運転操作に重大な過失があった可能性が高いと判断し、9日にも過失運転致死の疑いで書類送検する方針だ。
送検にあたっては、検察に対し厳重処分の意見を付ける見込みで、今後は検察が起訴するかどうかを判断する。
今回の事故では、歩道や道路上ではなく、コンビニ敷地内の駐輪スペース付近で中学生が巻き込まれた点も重い。日常的に利用される駐車場で、車止めを乗り越えるほどの前進が起きたことから、店舗敷地内の安全対策も改めて問われる。
高齢運転者の踏み間違い事故 再発防止が焦点に
高齢運転者によるアクセルとブレーキの踏み間違いは、全国で繰り返し問題となっている。特にコンビニや商業施設の駐車場では、車両と歩行者、自転車利用者が近い距離で交錯するため、一瞬の操作ミスが重大事故につながりやすい。
警察は、事故当時の男性の健康状態、車両の操作状況、現場の見通し、駐車スペースと駐輪スペースの位置関係などを詳しく調べてきた。
小川さんの遺族は、事故から半年以上が経過した今も、事故の詳しい経緯と再発防止を求めているとみられる。
検察は今後、警察から送致される書類を基に、刑事処分を判断することになる。
警察発表、捜査関係者への取材情報を基に構成。現時点確認中、今後更新の可能性あり。
編集部まとめ
今回の焦点は、71歳の男性が運転する車がコンビニ駐車場内で急に前進し、駐輪スペース付近にいた中学生を死亡させた点です。
警察は、アクセルとブレーキの踏み間違いが事故の主因とみて、男性を過失運転致死の疑いで書類送検する方針です。
送検時には起訴を求める厳重処分の意見が付けられる見込みで、今後は検察が刑事処分を判断します。
事故現場が日常的に使われるコンビニ敷地内だったことから、駐車場内の歩行者・自転車利用者の安全確保も大きな課題として残ります。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。