2026年7月11日午後、愛知県豊川市と岐阜県下呂市の川で水難事故が相次ぎ、男性2人が死亡した。
愛知県では、20代の外国人男性が滝つぼへ飛び込んだ後に溺れた。岐阜県では、アユ釣りをしていた65歳の男性が、流された釣り道具を取りに行こうとして川に入り、溺れた。
警察と消防が、それぞれ事故が起きた詳しい状況を調べている。
豊川市の「牛の滝」 20代外国人男性が滝つぼで溺れる
事故があったのは、豊川市東上町を流れる境川の「牛の滝」。
11日午後0時半前、男女4人で川遊びに訪れていた20代の外国人男性が、1人で滝つぼへ飛び込んだ後、溺れた。
男性は消防によって救助され、病院へ搬送されたが、事故から約2時間後に死亡が確認された。
当時、男性は仲間と川遊びをしていたとみられ、警察は飛び込んだ場所の水深や流れ、事故に至るまでの行動を調べている。
牛の滝は自然の景観を楽しめる場所として知られる一方、滝つぼ周辺では水面から見えない複雑な流れが発生する可能性がある。見た目が穏やかでも、水深や水温、川底の形状を外から正確に判断することは難しい。
下呂市の飛騨川 流された釣り道具を追った65歳男性が死亡
岐阜県下呂市でも、釣りをしていた男性が川で溺れる事故が起きた。
11日午後2時半前、下呂市三原を流れる飛騨川で、アユ釣りをしていた中津川市在住の三木愛一さん(65)が溺れた。
三木さんは、川に流された釣り道具を泳いで取りに行こうとした際、溺れたとみられている。
救助後に病院へ搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
警察は、当時の川の流れや水位、三木さんが川へ入った場所などを確認し、事故の経緯を調べている。
流された道具を追う行動にも大きな危険
川では、竿や履物、浮き具などが流されても、泳いで追いかけないことが重要となる。
浅く見える場所でも流れが速い場合があり、足を取られれば短時間で深い場所まで流されるおそれがある。アユ釣りでは川の中に立ち込む場面も多く、流れの変化や川底の段差への警戒が欠かせない。
道具が流された場合は、自分で回収しようとせず、安全な場所から状況を確認し、必要に応じて警察や消防へ連絡する判断が求められる。
同じ日に東海地方で2人死亡
今回の事故では、川遊び中の飛び込みと、流された釣り道具の回収という異なる状況で、それぞれ男性が命を落とした。
川は天候が安定していても、場所によって水深、流速、水温が大きく異なる。特に滝つぼや岩場、川幅が狭くなる場所では、複雑な流れや強い引き込みが発生することがある。
警察と消防は、それぞれの事故について、同行者から話を聞くなどして詳しい状況を調べている。
記事要点
愛知県豊川市の牛の滝では、男女4人で川遊びに来ていた20代の外国人男性が、1人で滝つぼへ飛び込んだ後に溺れ、死亡した。
岐阜県下呂市の飛騨川では、アユ釣りをしていた三木愛一さん(65)が、流された釣り道具を泳いで取りに行こうとして溺れ、死亡した。
いずれの男性も救助されて病院へ搬送されたが、事故から約2時間後に死亡が確認された。
担当:週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項:本記事は、警察・消防への取材に基づく報道内容および公開情報を基に構成しています。事故原因や当時の詳しい状況は調査中で、新たな発表が確認され次第、内容を更新する場合があります。
編集部まとめ
7月11日、愛知県豊川市と岐阜県下呂市で水難事故が相次ぎ、20代と65歳の男性が死亡した。
豊川市では滝つぼへの飛び込み、下呂市では流された釣り道具を回収しようとした行動が事故につながったとみられている。
川では、水面から流れの強さや水深を判断することが難しい。道具が流されても追わず、滝つぼや深さの分からない場所への飛び込みを避けることが、重大事故を防ぐ基本となる。
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