
宅配ピザチェーン「ピザーラ」を展開する**株式会社フォーシーズ**は2026年5月2日、同社が運営するピザーラ蒲田店のアルバイト従業員による不適切な動画投稿について、公式に謝罪と経緯の説明を公表した。
発表によると、問題となった動画は昨年2月に店舗内で撮影されたもので、従業員が不適切な言動や悪ふざけを行う様子が記録されていた。動画はSNS上に投稿され、今になって拡散が確認されたという。
さらに、動画内には顧客の個人情報が記載された伝票が映り込んでいたことも判明。同社は、該当する顧客に対して個別に連絡し、謝罪と対応を進めているとしている。
■店舗は臨時休業 「極めて重く受け止める」
同社は今回の事案を「食に携わる企業として痛恨の極み」と位置づけ、ピザーラ蒲田店を改善対応のため臨時休業とする措置を取った。
また、動画内に映っていた床に落ちた食材については、「その後廃棄しており、顧客には提供していない」と説明している。
■関係従業員は厳正対処へ 法的措置も視野
現在、同社は当該従業員への事情聴取を含めた詳細な事実関係の調査を進めている。
調査結果を踏まえ、関与した従業員に対しては社内規則に基づき厳正に対処する方針だ。
さらに、警察や保健所など外部機関への相談も行い、法的措置も視野に対応するとしている。
■再発防止へ コンプライアンス教育の見直し
同社はこれまでもコンプライアンス教育に取り組んできたとしつつ、今回の事案を受けて教育体制の抜本的な見直しに着手すると説明。再発防止策を速やかに策定し、全社を挙げて信頼回復に努めるとしている。
今回の問題は、いわゆる「バイトテロ」と呼ばれる不適切投稿の典型例であり、食品を扱う現場における衛生管理意識や情報管理体制の甘さが改めて問われる形となった。
SNS時代において、従業員一人ひとりの行動が企業全体の信頼を左右する中、同様の事案をどのように防ぐのか。企業側の対応と再発防止策の実効性が、今後の焦点となる。
週刊TAKAPI
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