【宮崎】日章学園サッカー部1年生5人を処分 寮で財布を盗み現金を分配、パチンコ店でも使用 2人退学

宮崎県の地図イラストを背景に、日章学園高校サッカー部で寮内の財布窃盗が発覚し、1年生5人が処分されたことを伝える報道画像。2人が退学処分、1人が自主退学した。

全国高校サッカー選手権の常連校として知られる宮崎市の日章学園高校で、サッカー部の1年生男子部員が寮内で財布を繰り返し盗み、現金を別の部員4人に渡していたことが分かった。現金はパチンコ店などで使われたという。

学校は関係した5人全員を停学処分とし、その後2人を退学処分とした。別の1人も自主退学している。被害を受けた女子生徒は警察に被害を届け出ており、学校は宮崎県にも報告した。

寮内で8月から3回窃盗 被害生徒の相談で発覚

学校によると、1年生の男子部員1人が8月から10月にかけ、同じサッカー部の男子部員のかばんから計3回、財布を盗んだ。

被害に遭った財布は、かばんの持ち主である男子部員と、サッカー部員ではない女子生徒のものだった。女子生徒は自分のかばんと間違えて、男子部員のかばんに財布を入れていたという。

盗んだ現金は別の部員4人に配られ、パチンコ店などで使われた。10月に被害部員が教員へ相談したことで発覚し、学校は関係した生徒への処分を決めた。盗まれた現金は全額弁済されている。

一方、被害総額や、現金を受け取った4人が盗まれた金だと認識していたかどうかは明らかになっていない。

パチンコ店で使用 18歳未満の入店規制との関係は

今回、学校の説明で注目されるのが、盗まれた現金がパチンコ店などで使われていた点だ。

風俗営業法では、18歳未満の者をパチンコ店に客として立ち入らせることが禁止されている。

関係した5人はいずれも高校1年生だが、実際に誰が店舗を訪れ、どのように金を使ったのかは公表されていない。現段階で店舗側の管理に問題があったと判断することもできない。

県大会は出場継続 学校「重大な事案」

日章学園サッカー部は2025年の全国高校サッカー選手権宮崎県大会で4連覇を達成し、全国選手権には通算19回出場している県内屈指の強豪校だ。

現在開催中の県大会について、学校は出場を辞退しない方針を示している。処分された5人は大会の登録メンバーに含まれていないという。

武末昌也教頭は今回の問題を重大な事案と受け止め、再発防止と被害生徒のケアに努める考えを示した。また、被害部員がいじめを受けていたとの報告はないと説明している。

編集部まとめ

全国大会で実績を重ねてきた日章学園サッカー部で、寮内の窃盗が3回にわたって繰り返され、現金が複数の部員に渡っていた。

学校は5人を処分する一方、県大会への出場は継続する。関係していない部員の競技機会と、問題を起こした生徒への対応は区別して考える必要がある。

ただ、被害が教員への相談まで発覚しなかった経緯については、寮内の生活指導や相談体制を確認する余地がある。学校が被害生徒をどう支え、再発を防ぐのかが今後の焦点となる。

特記事項

本記事は、2026年10月27日に明らかになった日章学園高校の説明と、学校が公表する大会実績を基に構成した。

5人に対する学校内の処分と刑事手続きは区別している。被害生徒へのいじめについても、学校は報告がないと説明している段階であり、その有無を独自に認定したものではない。

Q日章学園サッカー部では何が起きたのですか?
A1年生男子部員が寮内で計3回財布を盗み、現金を別の部員4人に渡していたことが明らかになりました。
Q処分された生徒は何人ですか?
A5人全員が停学処分を受け、その後2人が退学処分、1人が自主退学となりました。
Q盗まれた現金は返されたのですか?
A学校によると全額弁済されています。被害総額は明らかになっていません。
Qパチンコ店で使われたというのは事実ですか?
A学校は現金がパチンコ店などで使われたと説明しています。ただし、誰が店舗を利用したのかは公表されていません。
Qサッカー部は県大会を辞退するのですか?
A学校は出場辞退を考えていないと説明しています。処分された5人は大会の登録メンバーに含まれていません。

週刊TAKAPI 編集部/成田

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