静清信用金庫元副支店長を逮捕 顧客預金1億8,000万円着服か 「高金利定期」と偽り、ギャンブル流用疑い

週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田

顧客の預金を守るはずの金融機関で、信頼を根底から揺るがす不祥事が発覚した。

静岡県警は17日、静清信用金庫の元用宗支店副支店長だった30代男性を、業務上横領の疑いで逮捕した。

同信用金庫などによると、男性は2022年11月から2023年12月にかけて、複数の顧客の預金約1億8,000万円を着服した疑いが持たれている。

豊川信用金庫、支店長経験者が顧客名義で約2500万円不正借り入れ 不正は9年超、退職後も5年超続いた融資不祥事

手口は悪質だ。男性は顧客に対し、「金利の高い定期預金に切り替える」などと説明し、預金を解約させたうえで、現金を自分のものにしていたとみられる。

発覚のきっかけは、男性自身の申告だった。信用金庫本部に「着服した」と報告し、事件が表面化した。信用金庫は被害調査を行い、被害者全員に全額を返金し、謝罪したとしている。

男性は取り調べに対し、着服した金を競馬や競艇などのギャンブル、借金返済に使ったと供述しているとされる。「金額が膨らみすぎて、これ以上続けられなくなった」とも話しているという。

返金されたから終わり、ではない。副支店長という立場の人物が、顧客の信頼を利用した疑いがあることは極めて重い。

県警は余罪の有無や金の流れ、内部管理体制に問題がなかったかを調べる方針だ。

編集部まとめ

今回の問題で問われるのは、逮捕された元副支店長だけではない。
1億8,000万円規模の不正を、なぜ長期間見抜けなかったのか。

金融機関の信用は、謝罪文では戻らない。
静清信用金庫には、再発防止策を言葉だけでなく、顧客が納得できる形で示す責任がある。

リアルタイムサイト訪問者数
50

コメント

0件

まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。

コメントを投稿する

名前は空欄でも投稿できます。その場合は「匿名」と表示されます。

ログイン