兵庫県立高の再任用教諭を停職3か月 缶酎ハイを飲みながら車で出勤、匿名通報で発覚

兵庫県教育委員会は22日、缶酎ハイを飲みながら車で出勤したとして、播磨東地区の県立高校に勤務する男性再任用教諭(63)を、停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。

県教委によりますと、教諭は2月18日の朝、自家用車で出勤する途中、自動販売機で350ミリリットル入りの缶酎ハイ2本を購入しました。

その後、渋滞で停車した際に缶酎ハイを飲み、高校に到着する頃までに1本を飲み干したということです。

発覚のきっかけは、「朝の通勤途中に自販機でお酒を購入している人がいる」という匿名の通報でした。

この日、教諭が自動販売機で酒を購入したことを確認した警察官が車を追尾し、高校敷地内で呼気検査を実施しました。

検査では、基準値を超えるアルコールは検出されませんでしたが、校内にパトカーが止まっていたことから、高校側が事態を把握しました。

「帰宅後に飲むために買った」と説明

県教委の聞き取りに対し、教諭は「帰宅後に飲むために買った。元々飲む気はなかったが、のどの渇きを覚え、ほかに水分を持っていなかったから飲んだ」と説明しています。

また、飲酒しながら車を運転したことについては、「この日以外はやっていない」と話しているということです。

教諭は、「軽く考えていると言われても仕方がない行動で、周りに迷惑をかけて反省している」とも述べています。

基準値未満でも問われる教職員としての信用

今回の事案では、呼気検査で基準値を超えるアルコールは検出されていません。

しかし、問題はそこだけではありません。

朝の通勤途中に酒類を購入し、車内で飲みながら学校へ向かったという行為そのものが、教職員としての信用を大きく損なうものです。

学校は生徒の安全を守る場所であり、教員には高い倫理意識と安全意識が求められます。

特に車を運転して通勤していた以上、「基準値を超えていなかった」ことだけで済む問題ではありません。

県教委には、教職員への服務規律の徹底や、飲酒に関する再発防止策の確認が求められます。

本記事は、兵庫県教育委員会の発表および報道内容をもとに構成しています。

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