岐阜県下呂市、捜索救助犬団体と災害時協定 豊橋市の「HDS K9愛知」と県内初の連携

岐阜県下呂市は6月29日、災害時の捜索救助犬などの派遣に関する協定を、愛知県豊橋市の一般社団法人「捜索救助犬HDS K9愛知」と結びました。

同法人が自治体と災害時協定を結ぶのは4例目で、岐阜県内では初めてです。

協定により、災害発生時に下呂市から要請があった場合、同法人が救助犬とハンドラーを派遣し、土砂崩れや倒壊家屋などで取り残された人の早期発見につなげます。

土砂災害や倒壊家屋での早期発見へ

下呂市は山間部も多く、大雨や土砂災害への備えが重要な地域です。

災害現場では、がれきや土砂の中に取り残された人をいち早く見つけることが救命につながります。

捜索救助犬は、人のにおいを頼りに要救助者を探すことができ、土砂崩れや建物倒壊などの現場で活躍が期待されます。

今回の協定は、こうした災害時の初動対応を強化する狙いがあります。

下呂市役所で協定書を締結

協定書の締結は、下呂市役所で行われました。

山内登市長と、捜索救助犬HDS K9愛知の杉原久依代表理事が協定書を交わしました。

山内市長は、救助犬との連携について「市民にとっても心強い」と話しました。

杉原代表理事は「1秒でも早く、1人でも多く助けられるように改めて訓練に頑張っていきたい」と述べ、災害時の活動に向けた意気込みを示しました。

豊橋市の団体が岐阜県内自治体と初協定

捜索救助犬HDS K9愛知は、愛知県豊橋市に拠点を置く一般社団法人です。

自治体との災害時協定は今回で4例目となり、岐阜県内の自治体とは初めての協定となります。

県境を越えた連携により、災害時の捜索体制を広げる取り組みとして注目されます。

近年は、豪雨災害や土砂災害が各地で相次いでおり、自治体単独では対応が難しい場面もあります。

民間団体や専門チームとの連携は、地域防災の重要な柱になりつつあります。

ミニ解説|捜索救助犬とは

Q. 捜索救助犬とは何ですか?

A. 災害現場などで、人のにおいを頼りに行方不明者や要救助者を探す訓練を受けた犬です。ハンドラーと呼ばれる指導手と一緒に活動します。

Q. どんな災害で活躍しますか?

A. 土砂崩れ、倒壊家屋、山中での行方不明者捜索などで活躍が期待されます。

Q. 今回の協定の目的は何ですか?

A. 下呂市で災害が起きた際、市の要請に応じて救助犬とハンドラーを派遣し、要救助者の早期発見につなげることです。

Q. HDS K9愛知はどこの団体ですか?

A. 愛知県豊橋市に拠点を置く一般社団法人です。

Q. 岐阜県内では初めてですか?

A. 同法人が岐阜県内の自治体と協定を結ぶのは今回が初めてです。

地域防災に広がる民間連携

災害時の救助活動では、時間との勝負になります。

特に土砂災害や倒壊家屋では、要救助者の位置を早く把握できるかどうかが重要です。

今回の協定により、下呂市は災害時に専門的な訓練を受けた救助犬とハンドラーの支援を受けられる体制を整えました。

豊橋市を拠点とする団体が、岐阜県内の自治体と連携することで、地域を越えた防災ネットワークの広がりも期待されます。

本記事は、下呂市および関係者の発表、各社報道を基に構成しています。今後、協定に基づく訓練や活動実績が確認された場合、内容を更新する可能性があります。

担当記者:黒木|週刊TAKAPI 記者

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