兵庫県警は7月6日、阪急電車内で女子高校生のバッグをハサミで切り裂き、体操服を盗んだとして、兵庫県西宮市に住む医師・箱谷諭容疑者41歳を窃盗の疑いで再逮捕した。
容疑が持たれているのは、2025年11月19日午後7時ごろの阪急神戸線の準特急電車内での行為。警察によると、箱谷容疑者は当時15歳の高校1年生の女子生徒が肩にかけていたナップサックをハサミで切り裂き、中に入っていた長袖の体操服上着を盗んだ疑いがある。
被害に遭った女子生徒は下校途中で、当時は満員電車に乗っていた。車内で背後からバッグの紐を引っ張られるような違和感を覚え、最寄り駅で下車したあとにバッグを確認したところ、T字型の切れ目が入っていたという。切れ目は縦約10センチ、横約4.5センチで、帰宅後に体操服がなくなっていることに気づき、警察に被害を届け出た。
箱谷容疑者は先月、別の高校1年生の女子生徒に対する痴漢行為と、同様の手口による体操服窃盗の疑いで逮捕されていた。その後の家宅捜索で、今回の事件で盗まれたとみられる切り裂かれた体操服が自宅から見つかり、警察が関連を調べていた。
取り調べに対し、箱谷容疑者は「事実すべて間違いありません」と容疑を認めているという。さらに、「黒いナップサックを右手でつかみ、左手で看護師用のハサミを使って切って盗んだ」と、具体的な手口についても供述しているとされる。
満員電車の中で背後からバッグを切られ、所持品を盗まれた今回の事件は、単なる置き引きやスリとは性質が異なる。被害者が未成年の女子生徒であり、盗まれた物が体操服だった点からも、警察は性的目的の有無や同様の余罪について慎重に捜査を進めている。
電車内では、混雑に紛れて身体や荷物に不審に接触する行為が見過ごされやすい。今回のように、被害者がその場で被害に気づきにくいケースでは、防犯カメラ、押収品、過去の被害届との照合が重要になる。
警察は、箱谷容疑者の自宅から見つかった押収品の確認を進めるとともに、同様の被害がほかにもないか、余罪の有無を調べている。
編集部まとめ
兵庫県警は、阪急神戸線の電車内で女子高校生のナップサックをハサミで切り裂き、体操服を盗んだとして、41歳の医師を窃盗容疑で再逮捕した。容疑者は、先月にも別の女子高校生への痴漢行為と同様の体操服窃盗容疑で逮捕されており、家宅捜索で今回の被害品とみられる体操服が見つかったという。警察は、手口の共通性や押収品をもとに、余罪の有無を調べている。
特記事項:本記事は、警察発表、公開情報、各社報道をもとに週刊TAKAPI編集部が整理・構成しました。再逮捕容疑は捜査段階のものであり、余罪の有無、動機、事件の詳しい経緯については今後の捜査で明らかになる可能性があります。
担当:週刊TAKAPI編集部/成田
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