京都市右京区で6日夜、営業を終えた京都市バスが営業所に入るため左折した際、自転車と衝突する事故がありました。自転車に乗っていた高校1年生の男子生徒が左足を骨折する重傷を負いました。
警察や京都市交通局によりますと、事故が起きたのは6日午後10時半過ぎ、京都市右京区西院笠目町の四条通です。
東向きに走っていた市バスは、営業を終えて梅津営業所に入庫するため左折しました。その際、同じ方向に歩道を進んでいた自転車と衝突したということです。
バスは回送中で、乗客はいませんでした。
自転車の高校1年生、左足骨折
自転車に乗っていたのは、高校1年生の男子生徒です。男子生徒は帰宅途中だったとみられ、事故後に病院へ搬送されました。
命に別状はありませんが、左足を骨折する重傷で、回復までには数か月かかる見込みです。
運転手「確認が不十分だった」
バスを運転していた男性運転手は事故直後、
「確認が不十分だった。業務を終えてほっとして安心してしまった」
と話していたということです。
京都市交通局は、運転手の年齢を公表していません。
事故は、営業運行を終えた直後の入庫時に起きました。長時間勤務後の緊張の緩みや、左折時の安全確認が十分だったかどうかが、今後の調査の焦点となります。
左折時の死角が事故の要因か
バスやトラックなどの大型車は、左折時に車体の左側や後方が死角になりやすく、自転車や歩行者を巻き込む事故が全国でたびたび起きています。
今回の事故でも、市バスは営業所へ入るため左折しており、同じ方向に進んでいた自転車との位置関係や、運転手がどの時点で自転車を認識していたかが重要になります。
また、自転車が歩道を走行していた状況についても、現場の交通環境や標識の有無などを含め、警察が詳しく調べるとみられます。
京都市交通局「安全確認を徹底」
京都市交通局は今回の事故を受け、
「安全確認の徹底を改めて指導する」
とコメントしています。
警察は、バスの左折時の速度や進路、自転車の走行位置、双方の安全確認の状況などを調べ、事故原因の特定を進めています。
公共交通機関の車両は、営業中だけでなく回送や入庫時にも高い安全確認が求められます。京都市交通局には、再発防止に向けた具体的な対策と運転手への継続的な指導が求められます。
事故のポイント
事故日時:6日午後10時半過ぎ
場所:京都市右京区西院笠目町の四条通
関係車両:京都市バス、自転車
バスの状況:営業終了後の回送中、乗客なし
事故状況:梅津営業所へ入庫するため左折中、自転車と衝突
負傷者:高校1年の男子生徒
けが:左足骨折の重傷、命に別状なし
運転手の説明:「確認が不十分だった」
今後の焦点:左折時の安全確認、死角、自転車の走行位置、再発防止策
編集部まとめ
今回の事故は、営業運行中ではなく、営業終了後の入庫時に起きた点が大きな特徴です。乗客がいない回送中であっても、市バスは大型の公共交通車両であり、左折時の安全確認には高い注意義務が求められます。
高校1年の男子生徒は命に別状はないものの、左足骨折の重傷を負っています。通学・帰宅途中の自転車利用者にとって、大型車の左折は特に注意が必要な場面です。
今後は、運転手個人の確認不足だけでなく、営業所出入口の構造、入庫時の誘導体制、運転手への教育、勤務終了直後の注意喚起など、組織としての再発防止策が問われます。
特記事項:本記事は、警察発表、京都市交通局の説明、各社報道をもとに週刊TAKAPI編集部が整理・構成しました。事故原因や詳しい状況については、今後の警察調査により更新される可能性があります。
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