週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田
静清信用金庫の元用宗支店副支店長代理が、顧客に「高金利の定期預金に切り替える」などとうその説明をし、資金をだまし取ったとして逮捕された事件で、信用金庫側の調査により、着服総額が約1億8200万円に上ることが分かりました。
逮捕されたのは、元静清信用金庫用宗支店副支店長代理で、島田市川根町家山の飲食店従業員、八木佑樹容疑者(36)です。静岡県警は6月17日、詐欺の疑いで八木容疑者を逮捕しました。
逮捕容疑は、法人顧客に対し「高金利の定期預金に切り替える」などと説明し、預金の解約金など約6000万円をだまし取った疑いです。警察の調べに対し、八木容疑者は「取ったことは事実」と一部認めているということです。
信用金庫側の調査によると、八木容疑者は2022年11月ごろから2023年12月ごろまでの約1年2カ月間にわたり、複数の顧客に同様の説明をして預金を解約させ、解約金を着服していたとされています。
手口は、顧客に「より金利の高い定期預金がある」などと持ちかけ、既存の預金を解約させるものだったとみられます。さらに、受領証を不正に作成するなどして、顧客と信用金庫の双方に正規の手続きが行われたように見せかけていた疑いがあります。
着服した金は、競馬や競艇などのギャンブル、借金返済に充てられたとみられています。八木容疑者は、金額が膨らみ続けたことで不正を続けられなくなり、今年2月に信用金庫本部へ「着服した」と自ら申告。これを受けて事件が表面化しました。
静清信用金庫は、被害者全員に対して全額返金と謝罪を済ませたとしています。一方で、顧客資金を扱う金融機関で、支店の副支店長代理という立場にあった職員による不正が約1年2カ月にわたり続いた点は重く、内部管理体制の検証は避けられません。
警察は、逮捕容疑となった約6000万円の詐欺事件に加え、約1億8200万円に上るとされる着服全体の経緯についても調べを進めています。
編集部まとめ
今回の事件は、静清信用金庫の元用宗支店副支店長代理が、顧客に「高金利定期」を装って資金をだまし取ったとされる金融不祥事です。
着服期間は2022年11月ごろから2023年12月ごろまでの約1年2カ月。総額は約1億8200万円に上るとされています。
逮捕容疑は業務上横領ではなく、法人顧客から約6000万円をだまし取ったとする詐欺容疑です。今後は、余罪の解明と信用金庫側の管理体制が焦点になります。
Q1. 静清信用金庫で何が起きたのですか?
A1. 元用宗支店副支店長代理が、顧客に高金利定期を装って資金をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕されました。
Q2. 逮捕されたのは誰ですか?
A2. 八木佑樹容疑者(36)です。元静清信用金庫用宗支店副支店長代理とされています。
Q3. 着服期間はいつですか?
A3. 信用金庫側の調査では、2022年11月ごろから2023年12月ごろまでの約1年2カ月間とされています。
Q4. 被害額はいくらですか?
A4. 着服総額は約1億8200万円とされています。逮捕容疑では法人顧客から約6000万円をだまし取った疑いが持たれています。
Q5. 今後の焦点は何ですか?
A5. 逮捕容疑以外の被害実態の解明に加え、信用金庫側がなぜ長期間不正を見抜けなかったのか、内部管理体制の検証が焦点になります。
コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。