【盛岡・82歳女性死亡】無免許でスマホ操作、横断歩道で命奪う 遺族「死刑にしてほしい」男に拘禁刑4年求刑、24日判決

盛岡市の横断歩道で起きた無免許スマホ運転死亡事故を伝える報道アイキャッチ

週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田

盛岡市肴町の市道で2026年2月20日夕、横断歩道を渡っていた82歳の女性が乗用車にはねられ死亡した事故で、無免許過失運転致死の罪に問われている盛岡市中央通のアルバイトの男(27)の公判が17日、盛岡地裁で開かれた。検察側は「無免許運転の常習性があり、反省も十分とはいえない」として拘禁刑4年を求刑し、結審した。判決は6月24日午後1時15分に言い渡される。

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起訴状などによると、被告は勤務先で女性従業員の送迎を任されていたが、当時すでに運転免許は失効していた。勤務先には無免許であることを伝えず、「運転できます」と答えていたという。事故当時は、車のカーナビ情報が古かったため、スマートフォンの地図アプリを起動。スマホを両足の太ももに挟み、画面を確認しながら運転していたとされる。そのまま前方不注視の状態で横断歩道に進入し、女性をはねた。

公判で被告は「取り返しのつかないことをした」と述べた一方、無免許を隠した理由について「周りが忙しそうで断れなかった」「恥ずかしいと思って言えなかった」と説明した。事故後、車からすぐに降りず、足元に落ちたスマホを探していた点も遺族側の怒りを強めた。

被害者参加制度で意見を述べた長男は「母が殺された殺人事件だ」と訴え、「死刑にしてほしいくらいです」と涙ながらに陳述。長女も、母が孫の行事に参加する優しい人だったこと、事件の2日後に一緒に食事をする約束があったことを明かし、「最も重い刑罰を」と求めた。

弁護側は、被告が起訴内容を認め反省しているとして、執行猶予付き判決を求めている。しかし今回の事故は、単なる一瞬の不注意では済まされない。無免許、業務上の送迎、ながらスマホ、横断歩道。いくつもの危険信号を無視した先で、一人の命が奪われた。24日の判決は、交通犯罪に対する司法の姿勢を問うものとなる。

編集部まとめ

今回の焦点は「無免許」「ながらスマホ」「横断歩道」「救助の遅れ」とされる事故後対応です。
遺族の怒りは、死亡結果だけでなく、事故前からの無免許運転の継続性や、公判で語られた被告の説明への不信感にも向けられています。
判決では、過失の重さ、常習性、反省態度、遺族感情がどう評価されるかが注目されます。

Q1. 事故はいつどこで起きましたか?
A1. 2026年2月20日午後6時過ぎ、盛岡市肴町の市道で発生しました。横断歩道を渡っていた82歳女性が乗用車にはねられ死亡しました。

Q2. 被告は何の罪に問われていますか?
A2. 無免許過失運転致死の罪に問われています。検察側は拘禁刑4年を求刑しました。

Q3. なぜ悪質性が指摘されているのですか?
A3. 運転免許が失効していたにもかかわらず、勤務先に隠して送迎運転を続け、事故当時はスマホの地図アプリを見ながら運転していたとされるためです。

Q4. 遺族は何を訴えましたか?
A4. 長男は「母が殺された殺人事件だ」と述べ、「死刑にしてほしいくらいです」と強い処罰感情を示しました。長女も「最も重い刑罰を」と求めています。

Q5. 判決はいつですか?
A5. 判決は2026年6月24日午後1時15分に盛岡地方裁判所で言い渡される予定です。

本記事は、報道内容および公判で明らかにされた内容をもとに構成しています。判決前のため、量刑判断や事実関係は今後の判決内容により更新される可能性があります。続報が入り次第、追記・更新します。

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