ヤクルトファン、これはもう黙っていられない。
7月9日、マツダスタジアムで歴史が動いた。ヤクルトが広島を相手に、ナッシュ・ウォルターズ、ヘスス・リランソ、ホセ・キハダの外国人投手3人リレーで継投ノーヒットノーランを達成。しかもスコアは1-0。胃が痛くなるような投手戦を、最後の最後まで守り切った。
俺、今日も神宮じゃなくてテレビ前だったけど、9回は完全に立って見ていた。座ってなんかいられない。しかも村上宗隆の復帰が近いという空気まで重なって、気持ちはもう一人東京音頭。ヤクルトファンとして、久しぶりに「これだよ、これ!」と叫びたくなる夜だった。
先発のウォルターズがまず凄すぎた。195センチの長身から投げ下ろす直球、ツーシーム、カットボール、スイーパー。広島打線に的を絞らせず、7回101球で無安打無失点。今季3度目の先発で、NPB初勝利がこの歴史的記録付き。ドラマとして出来すぎている。
7回で降板した瞬間、正直「あと2回いけるのか」と思った。でも、そこからがまた熱かった。
8回のリランソは、まさに空気を変えない男だった。三者凡退であっさり片づけ、ウォルターズが作った緊張感をそのまま9回へつないだ。こういう中継ぎがいると、チーム全体の見え方が変わる。ヤクルト投手陣、まだまだいけるじゃないかと思わせてくれた。
そして9回、キハダ。ここがこの試合の心臓だった。
先頭打者に四球。送りバントで得点圏。さらに四球でピンチ拡大。無安打なのに、試合は一気に崖っぷちになった。テレビ前で「頼む、ここだけは頼む」と声が出た。
それでもキハダは崩れなかった。ファビアンを遊ゴロに打ち取り、最後は代打・菊池を三振。あの三振の瞬間、鳥肌が立った。ノーヒットノーランが完成したというより、ヤクルトの外国人投手3人が、マツダの空気ごとねじ伏せたような勝利だった。
この試合は、ただの1勝ではない。外国人投手だけでつないだ継投ノーヒットノーランは、プロ野球史上初。ウォルターズが支配し、リランソが守り、キハダが締める。助っ人3人が一夜でヤクルト史に名前を刻んだ。
打線が大量援護した試合ではない。1点を守り切ったからこそ、余計にしびれる。こういう勝ち方を見せられると、ファンはまた信じてしまう。順位がどうとか、チーム状態がどうとか、いろいろある。でも、この夜のヤクルトは間違いなく強かった。
村上の復帰が近いかもしれない。その空気の中で、投手陣が史上初の大記録をやってのけた。こんなの、燕党が浮かれないわけがない。
マツダで生まれた奇跡のノーノー。ウォルターズ、リランソ、キハダ。ありがとう。今日は一人でも東京音頭を歌っていい夜だ。
特記事項:本記事は、試合結果および各社報道を基に構成しています。記録・成績は試合終了時点の情報です。
週刊TAKAPI編集部/成田
燕党ポイント
ヤクルトが広島戦で、ウォルターズ、リランソ、キハダの外国人投手3人による史上初の継投ノーヒットノーランを達成。
1-0の9回、キハダがピンチを背負いながら最後を三振で締めた瞬間、テレビ前の燕党も思わず叫ぶ歴史的勝利となった。
村上宗隆の復帰が近づく空気も重なり、神宮にいなくても一人で東京音頭を歌いたくなる、ヤクルトファン歓喜の夜だった。
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