愛知県大治町で、町政トップの交代が正式に決まりました。
大治町議会は2026年8月10日に臨時議会を開き、鈴木康友町長の辞職について採決しました。結果は全員賛成。鈴木町長が提出していた辞職届が正式に認められ、約1年で町長職を退くことになりました。
辞職に伴う町長選挙は9月8日告示、9月13日投開票の日程で行われる予定です。
約1年で町長退任 臨時議会が辞職に同意
10日午後に開かれた大治町議会の臨時議会では、鈴木町長の辞職について審議が行われました。
採決では議員全員が賛成し、辞職への同意が成立しました。
鈴木町長は8月4日、10日付で退職したいとして町議会議長へ辞職届を提出していました。
これに先立つ7月28日には、町議会が鈴木町長に対する辞職勧告決議案を可決しており、町長の進退が大きな焦点となっていました。
鈴木町長は2025年の町長選で初当選。今回の辞職により、任期を残したまま就任から約1年で町政を離れることになります。
議会後には、任期を全うできなかったことについて謝罪しました。
前衆院議員事務所への立ち入りをめぐり警察が捜査
鈴木氏をめぐっては、以前秘書を務めていた前衆議院議員・岡本充功氏の事務所への立ち入りをめぐる問題が浮上しています。
岡本氏側は、事務所に無断で複数回侵入されたとして警察に被害届を提出しています。
鈴木氏は、警察から事情を聴かれていることについては認めています。
一方、問題となっている立ち入りの具体的な経緯などについては、捜査への影響を理由に詳しい説明を控えてきました。
現時点では警察による捜査段階であり、鈴木氏の刑事責任が確定した事実はありません。
町長辞職という政治・行政上の判断と、警察捜査によって今後判断される刑事上の責任については、明確に分けて扱う必要があります。
9月13日に町長選 次の町政トップ選びへ
町長の辞職を受け、大治町では新たな町長を選ぶ選挙が行われます。
日程は、
9月8日 告示
9月13日 投票・開票
となる予定です。
就任から約1年で町長が交代することになり、選挙では今後の町政運営に加え、行政への信頼をどのように立て直すかも重要な論点となりそうです。
立候補予定者の動向も今後本格化するとみられます。
また、選挙とは別に、鈴木氏をめぐる事務所への立ち入りについて警察の捜査がどのように進展するかも引き続き注目されます。
編集部まとめ
大治町では、7月28日の辞職勧告決議、8月4日の辞職届提出を経て、8月10日に鈴木康友町長の辞職が正式に決まりました。
初当選から約1年で町政トップが交代することになり、大治町は9月13日の町長選に向けて新たな局面に入ります。
一方、前衆議院議員の事務所への立ち入りをめぐる問題については、現在も警察が捜査している段階です。
辞職の成立と刑事責任の有無は別の問題です。週刊TAKAPIでは、今後の警察発表、町長選の候補者動向、大治町の行政運営について引き続き確認していきます。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本記事は2026年8月10日時点の公表情報に基づいています。鈴木康友氏をめぐる事務所侵入問題は警察の捜査段階で、刑事責任は確定していません。
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