愛知県は9月17日、東三河地域などに水を供給する豊川用水について、続けてきた節水対策を18日午前9時に解除すると発表した。
豊川用水では8月21日午前9時から節水が続いており、約4週間ぶりの解除となる。
水源の貯水量が回復 18日午前9時に解除
愛知県によると、17日に開かれた豊川用水節水対策協議会で、水源施設の貯水状況などを踏まえ、節水対策の解除が決まった。
県東三河水道事務所も17日、「8月21日午前9時から実施していました節水対策は、9月18日午前9時に解除されることが決定されました」と発表している。(愛知県公式サイト)
豊川用水は、東三河地域の水道だけでなく、農業や工業を支える重要な水源だ。
8月21日に5%節水、9月には最大20%へ
今回の節水は、夏場の少雨などによる水源状況の悪化を受け、8月21日午前9時に始まった。
当初は農業用水、水道用水、工業用水のいずれも5%の節水だった。(愛知県公式サイト)
しかし、その後も厳しい水源状況が続いたことから、9月1日午前9時には節水率を引き上げた。
節水率は、
・農業用水 20%
・水道用水 15%
・工業用水 20%
まで強化されていた。(愛知県公式サイト)
東三河の生活用水だけでなく、農業や企業活動にも関係する水不足が続いていたことになる。
宇連ダム、一時2.1%から53.5%まで回復
とりわけ深刻だったのが、豊川用水の主要水源の一つである宇連ダムだ。
今回の水不足では貯水率が一時**2.1%**まで低下したが、その後の降雨などによって水源状況は大きく改善した。
9月17日午前0時時点では、
宇連ダム 53.5%
大島ダム 62.8%
豊川用水全体 65.4%
まで回復している。
わずか2%台まで落ち込んだ宇連ダムが50%を超えるまで回復したことで、約4週間続いた節水は解除されることになった。
東三河を支えた約4週間の節水、一区切り
豊川用水は豊橋市、豊川市、田原市など東三河の暮らしや農業、産業を支える重要なインフラだ。
8月21日の節水開始から9月18日の解除まで約4週間。
途中には節水率が最大20%まで引き上げられる局面もあったが、水源施設の貯水状況が改善したことで、今回の節水対策はいったん終了する。
解除は9月18日午前9時。
長く続いた東三河の水不足は、一つの節目を迎える。
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