奈良県大和郡山市の大型商業施設の駐輪場で、10代男性の自転車からサドルを盗んだとして、61歳の会社員の男が窃盗の疑いで逮捕された。
捜査では、男の自宅からスポーツタイプの自転車用サドル計34点が押収されたという。
男は容疑を認めており、警察はほかにも被害があるとみて捜査している。
大型商業施設の駐輪場でサドルを盗んだ疑い
報道によると、逮捕されたのは大和郡山市に住む61歳の会社員の男。
男は2026年9月13日夕方、市内の大型商業施設の駐輪場で、10代男性が所有する自転車からサドルを盗んだ疑いが持たれている。
現場となった駐輪場では、約3年前から同様の被害が相次いでおり、これまでに10件ほどの被害届が提出されていたという。
警察が捜査を進める中で、今回の事件が浮上したとみられる。
自宅からサドル34点
さらに捜査を進めたところ、男の自宅から計34点のサドルが押収された。
いずれもスポーツタイプの自転車に使用されるサドルだったという。
男自身もスポーツタイプの自転車を所有していた。
今回、逮捕容疑となった1件だけではなく、多数のサドルが自宅から見つかったことから、警察は余罪についても調べている。
「座り心地が気になって」と供述
関西テレビの報道によると、男は警察の調べに対し容疑を認め、「サドルの座り心地が気になって盗みました」と供述しているという。
さらに、サドルが目に入ると欲しくなり、コレクションとして集めていたという趣旨の説明もしているとされる。
警察の調べに対しては、20歳ごろから盗みを繰り返していたとも話しているという。
現在61歳であることを踏まえれば、供述通りなら長期間にわたって窃盗を繰り返していた可能性がある。
ただし、今回逮捕された容疑以外については、現時点で男の供述や押収品などをもとに捜査が続いている段階であり、個々のサドルが実際に盗品であるかなどは今後の捜査で明らかになる。
約3年前から同じ駐輪場で被害
今回の事件でもう一つ注目されるのが、現場の駐輪場で以前から同種被害が確認されていたことだ。
約3年前からサドルが盗まれる被害が相次ぎ、被害届は10件ほどに上っていたという。
自転車そのものではなく、サドルだけが持ち去られるという特徴的な被害が繰り返されていたことになる。
今回押収された34点と、これまで届け出があった被害との関連についても捜査が進められるとみられる。
逮捕=有罪ではない
男は今回、10代男性の自転車からサドルを盗んだ疑いで逮捕された段階で、刑事裁判で有罪が確定したわけではない。
また、男が供述しているとされる過去の窃盗についても、すべてが事件として立件されているわけではない。
警察は押収されたサドルの入手経路などを調べ、余罪が多数あるとみて捜査を続けている。
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