愛知県豊橋市の駅前大通一丁目、神野新田町、東田町で、自転車盗の被害が計3件確認された。
豊橋警察署が10月21日午前11時36分に配信した防犯情報によると、3件はいずれも20日に認知したもの。商業施設やアパート、駅の駐輪場が被害場所となっている。
同署は「無施錠自転車が狙われています」として注意を呼びかけている。
豊橋市の公式統計では、2025年に認知された自転車盗393件のうち303件が無施錠だった。被害全体の77.1%を占め、県全体の66.8%を上回っている。
駅前大通・神野新田町・東田町で3件を認知
豊橋警察署が被害を確認したのは、豊橋駅周辺の駅前大通一丁目、市西部の神野新田町、市東部の東田町。
警察の配信情報では、商業施設やアパート、駅の駐輪場で被害が発生したとされている。
3地区は市内の離れた場所に位置しており、駅周辺だけでなく、商業施設や住宅に付属する駐輪場でも自転車が盗まれている。
ただし、10月20日は警察が被害を認知した日であり、3件すべての盗難が同日に発生したと確認されたわけではない。
また、今回の3件のうち何件が無施錠だったのか、詳しい発生時刻や被害額については、確認できた配信情報からは明らかになっていない。
3件が同一人物による犯行なのかも確認されていない。
豊橋市では2025年に393件 無施錠303件、被害の77.1%
豊橋市が2026年3月に策定した「第7次豊橋市安全で安心なまちづくり行動計画」によると、市内の自転車盗認知件数は2023年が462件、2024年が473件、2025年が393件だった。
2025年は前年より80件減少したものの、鍵をかけずに盗まれた自転車の割合は高い状態が続いている。
市の統計では、2025年の自転車盗393件のうち、無施錠での被害は303件。無施錠率は77.1%だった。
この割合は2023年の73.6%、2024年の75.3%から上昇している。
さらに、2025年の愛知県全体の無施錠率66.8%と比較すると、豊橋市は10.3ポイント高い。
自転車盗の認知件数自体は前年から減っている一方、鍵をかけない状態で盗まれた自転車の割合は上昇したことになる。
市内の窃盗事件の約3割が自転車盗
豊橋市の行動計画では、2025年に認知された窃盗事件は1,290件。このうち自転車盗は393件で、全体の30.5%を占めた。
万引きと並び、市内で多く確認される窃盗事件となっている。
市は公式ホームページで、自転車盗が発生しやすい場所として、豊橋駅周辺、豊橋鉄道渥美線の各駅周辺、大型スーパーの駐輪場などを挙げている。
自宅敷地内から盗まれる事例もあるとしており、駅や商業施設に限らず、住宅周辺でも施錠が必要だと呼びかけている。
今回の3件も商業施設やアパート、駅の駐輪場で確認されており、警察と市が従来から注意を促している場所で被害が発生した。
豊橋署が施錠徹底を呼びかけ ツーロックも推奨
豊橋警察署は、鍵をかけていない自転車が狙われているとして、駐輪時の施錠を徹底するよう呼びかけている。
愛知県警は自転車盗の防止策として、備え付けの鍵だけでなく、ワイヤー錠などを併用する「ツーロック」を推奨している。
また、見通しの良い駐輪場を利用することや、自転車の防犯登録を行うことも求めている。
豊橋市でも、駅周辺や自宅敷地内での盗難に注意を促しており、短時間の駐輪であっても施錠を忘れないよう呼びかけている。
編集部まとめ
豊橋警察署は10月21日、駅前大通一丁目、神野新田町、東田町で自転車盗の被害を計3件認知したと発表した。
豊橋市の2025年の自転車盗は393件で、無施錠での被害は303件。無施錠率は77.1%となり、愛知県全体の66.8%を上回った。
市内の自転車盗は前年より80件減少したものの、無施錠で盗まれる割合は上昇している。
今回の3件について詳しい施錠状況は確認できていないが、警察は引き続き、短時間の駐輪を含めた施錠の徹底を呼びかけている。
週刊TAKAPI 編集部/黒木
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