【京都・南丹市】行方不明の小学生遺体で発見 養父を死体遺棄容疑で逮捕 殺害も示唆

京都府南丹市で行方不明となっていた小学6年の男児が遺体で発見された事件で、京都府警は16日未明、男児の養父を死体遺棄の疑いで逮捕した。捜査本部は、死亡に至る経緯についても重大な関与があった可能性があるとみて調べを進めている。

逮捕されたのは、南丹市園部町に住む会社員・安達優季容疑者(37)。警察の調べに対し、「私のやったことに間違いありません」と容疑を認めているという。

■ 山林で発見、複数箇所に遺棄か

この事件は、3月下旬から行方不明となっていた園部小学校6年の安達結希さん(11)が、今月13日、同市内の山林で遺体となって見つかったもの。

警察によると、遺体は学校から南西およそ2キロの山林内で、野ざらしの状態で発見された。死亡推定時期は3月下旬ごろとみられている。

安達容疑者は、結希さんの遺体を南丹市内の複数の場所に運び込み、隠すなどして遺棄した疑いが持たれている。遺棄は複数日にわたって行われた可能性があり、「一人でやった」と供述しているという。

■ 殺害関与も示唆 死因は不詳

捜査関係者によると、安達容疑者は逮捕前の任意聴取の段階で、遺棄を認めたうえで結希さんの死亡への関与をほのめかす供述をしていたという。

司法解剖の結果、死因は現時点で特定されておらず、目立った外傷も確認されていない。ただし、他殺の可能性は否定できないとして、警察は慎重に捜査を進めている。

■ 最終確認は登校日の朝 説明と食い違い

結希さんは3月23日の朝、登校せず行方不明となった。警察によると、最終の生存確認も同日の朝ごろとされている。

安達容疑者は当日、自ら110番通報し、「午前8時ごろ車で学校まで送った」と説明。しかし、防犯カメラには学校付近を走行する車は確認されたものの、結希さんの姿は映っていなかった。

この説明と実際の状況との間に食い違いがあり、警察は当日の行動についても詳しく調べている。

■ 養父として同居 事前の相談歴なし

警察によると、安達容疑者は結希さんの母親と昨年再婚し、養子縁組をして養父となっていた。家族は同居していたが、これまでに虐待やトラブルに関する相談歴は確認されていないという。

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