第108回全国高校野球選手権愛知大会は23日、準々決勝4試合が行われ、愛工大名電、享栄、中部大春日丘、星城がベスト4進出を決めた。
愛工大名電と享栄がコールド勝ちで力を示す一方、この日の主役になったのは星城だった。
「私学4強」の一角・東邦を5対2で撃破。優勝候補が姿を消し、球場の空気が一変した。
この日の最大のハイライト 星城が東邦を止めた
試合は1対1のまま中盤へ。
東邦が押し切るのか。それとも星城が食らいつくのか。張り詰めた展開を動かしたのは、6回の星城だった。
打線がつながり、一挙3点を勝ち越し。好機で一本を重ね、試合の流れを一気に引き寄せた。
スタンドから大きな歓声が上がり、ベンチも一気に活気づく。対する東邦には焦りがにじみ始めた。
星城はその後もリードを守り、5対2で勝利。東邦の3年連続ベスト4進出を阻み、堂々と準決勝へ進んだ。
結果だけを見れば番狂わせだが、終盤まで集中を切らさず、自分たちの野球を貫いた星城の完勝だった。
享栄と名電は序盤から圧倒
享栄は愛知を10対2で下し、7回コールド勝ち。
初回に4点、2回にも3点を加え、序盤で主導権を完全に握った。先発の近藤優投手も3回1失点に抑え、4年ぶりのベスト4進出を決めた。
愛工大名電も豊川に7対0で勝利。初回に4点を奪うと、その後も危なげなく試合を進め、2年連続の4強入りを果たした。
東三河勢の豊川は初回の失点が重く、最後まで名電投手陣を崩せなかった。
中部大春日丘は名古屋たちばなを10対1で下し、7回コールド。3年ぶりに準決勝へ進んだ。
準決勝は27日 星城は享栄と激突
準決勝の組み合わせは次の通り。
中部大春日丘-愛工大名電
星城-享栄
注目は、東邦を破った星城が、春の県王者・享栄にも勢いをぶつけられるかだ。
名電と享栄が伝統校の意地を見せるのか。星城と中部大春日丘が愛知高校野球の新しい流れをつくるのか。
東邦撃破はゴールではない。
星城の快進撃が本物かどうか、その答えは次の一戦で示される。
編集部まとめ
準々決勝で最も強い印象を残したのは、間違いなく星城だった。
優勝候補の東邦を前にひるまず、勝負どころの6回に試合を動かした。伝統や実績ではなく、この夏の強さでつかんだベスト4だ。
残る4校のうち、甲子園へ進めるのは1校だけ。
星城がもう一度、愛知の夏を揺らすのか。準決勝はさらに見逃せない戦いになりそうだ。
週刊TAKAPI編集部/黒木
特記事項:本記事は、第108回全国高校野球選手権愛知大会の準々決勝結果と大会日程を基に構成しています。
東邦撃破で変わった愛知大会の空気
愛知大会準々決勝で最も強い印象を残したのは、星城でした。優勝候補の東邦を相手に、1対1で迎えた6回に3点を奪い、そのままリードを守り切りました。享栄と愛工大名電がコールド勝ちで強さを示した一方、星城の勝利は大会全体の空気を変える一戦となりました。準決勝では春の県王者・享栄と対戦します。東邦撃破が一度きりの波乱なのか、それとも星城の快進撃が続くのか。愛知の夏は、さらに面白くなっています。
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