遺産相続の手続きで顧客から預かっていた現金500万円を着服したとして、愛知県警は、名古屋市名東区の税理士、林龍一郎容疑者(74)を業務上横領の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、林容疑者は2022年4月、顧客の男性(74)から依頼された遺産相続の手続きを進める中で、一時的に管理していた遺産のうち500万円を自身の口座へ振り込み、横領した疑いが持たれています。
林容疑者は、男性の父親が残した遺産を管理し、遺言の内容に沿って相続手続きを進める「遺言執行者」を務めていたということです。
取り調べに対し、林容疑者は「まったくのでたらめで、預かった金は第三者に預けている。横領はしていない」と供述し、容疑を否認しています。
警察は、資金の移動先や管理状況を確認するとともに、林容疑者がほかにも総額2000万円を超える金銭を着服していた可能性があるとみて、詳しい経緯を調べています。
編集部まとめ
相続手続きを任された税理士が、管理していた遺産を横領した疑いで逮捕されました。
林容疑者は横領を否認しており、今後は500万円の移動先に加え、2000万円を超えるとみられる別の金銭についても、管理実態の解明が焦点となります。
週刊TAKAPI編集部/成田
※本記事は警察情報などを基に構成しています。逮捕は有罪を意味せず、容疑は今後の捜査・司法手続きで判断されます。
Q名古屋で逮捕されたのは誰ですか?
A名古屋市名東区に住む74歳の税理士です。遺産相続の手続きで管理していた金銭を横領した疑いが持たれています。
Qどのような容疑が持たれていますか?
A2022年4月、顧客の男性から依頼された遺産相続手続きで預かっていた遺産のうち、現金500万円を自身の口座へ振り込み、横領した業務上横領の疑いです。
Q遺言執行者とは何ですか?
A遺言の内容に従い、財産の管理や名義変更など、相続に必要な手続きを進める役割を担う人物です。今回の容疑者は、顧客の父親が残した遺産を一時的に管理していたとされています。
Q容疑者は横領を認めていますか?
A認めていません。「預かった金は第三者に預けており、横領はしていない」という趣旨の供述をしています。
Q2000万円以上を横領したことも確認されたのですか?
A現時点で確定した事実ではありません。警察が、ほかにも総額2000万円を超える金銭を着服した可能性があるとみて調べています。
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