【続報・千葉】四街道駅で盗撮疑い相次ぐ 数分差で中学教諭ら2人逮捕 なぜ北口周辺に集中?

JR四街道駅で盗撮疑いが相次ぎ中学教諭ら男2人が逮捕された事件を伝える週刊TAKAPIのアイキャッチ

千葉県警四街道署は9月10日、JR四街道駅で女子高校生のスカート内をスマートフォンで撮影したとして、性的姿態撮影等処罰法違反(撮影)の疑いで男2人を相次いで逮捕した。

千葉県警の発表と公開報道によると、逮捕されたのは船橋市立二宮中学校教諭の高橋拓也容疑者(32)と、会社員の小野公輔容疑者(34)。

2人は同じ駅で数分の間に摘発されたが、面識の有無や事件同士の関連は明らかになっていない。

午後3時32分、その数分後にも

千葉県警によると、小野容疑者は10日午後3時32分ごろ、JR四街道駅のエスカレーターで10代の女子高校生の後方から近づき、スマートフォンをスカートの下方に差し向けて撮影した疑いが持たれている。

警戒中の県警鉄道警察隊員による職務質問をきっかけに発覚したと報じられている。

その数分後の午後3時35〜37分ごろには、別の女子高校生を撮影した疑いで高橋容疑者が現行犯逮捕された。

高橋容疑者について、千葉県警は9月10日の「最新事件・事故ファイル」で「地方公務員の男(32)」と公表し、発生時刻を午後3時37分ごろとしている。

一方、千葉日報は午後3時35分ごろと報じている。このため、本稿では「午後3時35〜37分ごろ」と表記する。

高橋容疑者は駅の階段で女子高校生の後ろから近づき、スマートフォンをスカートの下に差し入れて撮影した疑いが持たれている。

スマホから複数の動画 警察が余罪を捜査

公開報道によると、高橋容疑者は容疑を認め、盗撮する際の緊張感などを動機として供述しているという。

高橋容疑者のスマートフォンからは、同様に盗撮したとみられる複数の動画が見つかっており、警察が余罪や常習性を調べている。

小野容疑者も容疑を認め、撮影した動画を後から見る目的だったとの趣旨の供述をしていると報じられている。

2人は12日朝、四街道署から送検された。

四街道駅では2021年以降「少なくとも7件」

今回注目されるのは、同じ駅で数分差の摘発が起きたことだけではない。

公開情報を基にした報道の集計では、2021年以降、四街道駅で少なくとも7件の盗撮または盗撮未遂が確認されている。

ただし、これは千葉県警が「四街道駅で7件」として公表した公式統計ではなく、公開された事件情報や報道を集計した数字だ。

直近では、千葉日報オンラインが7月2日付の記事「JR四街道駅で盗撮疑い 穴の空いた巾着袋にスマホ隠し、女子高校生のスカートに」で、同駅で起きた別の盗撮疑い事件を報じている。

この事件では6月30日、四街道駅北口の階段で女子高校生のスカート内を撮影した疑いで、会社員の男が現行犯逮捕されたとされる。

今回だけの単発的な事案ではなく、同じ駅で過去にも盗撮疑いの摘発が繰り返されている。

なぜ四街道駅なのか 北口と時間帯に偏り

では、なぜ四街道駅で盗撮事案が繰り返されているのか。

現在確認できる資料だけで原因を断定することはできない。

ただ、公開された事案を整理すると一定の偏りがみられる。

公開情報の集計では、確認された7件のうち5件が北口の階段またはエスカレーターで発生している。

被害者は5件が女子高校生で、発生時刻が確認できる6件はいずれも午後3時30分から午後6時までに集中していたとされる。

北口周辺には複数の高校があり、この時間帯は生徒の下校時間とも重なる。

一方、高校が周辺にあることや女子高校生の通行が多いこと自体を、盗撮事件が発生する原因と結びつけることはできない。

現時点で確認できるのは、過去に公になった事案に「北口」「階段・エスカレーター」「午後3時半以降」という共通点がみられるという事実までだ。

「四街道駅だけを重点警戒」ではない

事件の件数を見る際には、実際の発生件数と警察による検挙件数を分けて考える必要もある。

県警鉄道警察隊は取材に対し、四街道駅だけを重点的に警戒していたわけではなく、千葉駅や西船橋駅など認知件数の多い駅や、女子高校生の利用が多い駅などを含めて警戒していると説明している。

9月10日に2件が相次いだことについても、「この日はたまたま2件あった」という趣旨の説明をしている。

四街道駅で実際の盗撮発生件数が他駅より突出しているのか、警察による警戒によって事件が表面化している側面があるのかは、現在公表されている情報だけでは判断できない。

また、盗撮を目的とする人物の間で四街道駅の場所や時間帯が共有されていたことを示す事実も、現時点では確認されていない。

船橋市教委「信頼を失う行為」

船橋市教育委員会は高橋容疑者の逮捕を受け、不祥事根絶に取り組んできた中での事案について遺憾の意を示し、保護者、生徒、地域からの信頼を失う行為として謝罪した。

被害に遭った女子高校生に対しても謝罪している。

高橋容疑者、小野容疑者はいずれも逮捕・送検段階で、有罪は確定していない。

警察は余罪や常習性、事件の詳しい経緯を調べている。

編集部まとめ

JR四街道駅では9月10日、午後3時32分ごろと、その数分後の午後3時35〜37分ごろ、別々の女子高校生を撮影した疑いで男2人が逮捕された。

公開情報を基にした集計では、2021年以降に同駅で少なくとも7件の盗撮・盗撮未遂が確認され、北口の階段やエスカレーター、午後の時間帯に事案が偏っている。

ただし、その理由や容疑者同士の関連、盗撮目的で駅の情報が共有されていた事実は確認されていない。

週刊TAKAPI編集部/成田

特記事項

本稿は千葉県警が2026年9月10日、11日に公表した「最新事件・事故ファイル」、千葉日報オンライン、FRIDAYデジタルなどの公開情報を基に構成しています。

「2021年以降少なくとも7件」は公開情報を基にした報道の集計であり、千葉県警が四街道駅の公式統計として公表した数字ではありません。

高橋容疑者の事件発生時刻は、千葉県警が午後3時37分ごろ、千葉日報が午後3時35分ごろとしているため、本稿では「午後3時35〜37分ごろ」と表記しています。

両容疑者は逮捕・送検段階で有罪は確定していません。被害者を特定する情報は掲載していません。

QJR四街道駅では何があった?
A2026年9月10日、女子高校生のスカート内をスマートフォンで撮影した疑いで、男2人が数分の間に相次いで逮捕されました。
Q逮捕された2人は誰?
A公開報道によると、船橋市立二宮中学校教諭の高橋拓也容疑者(32)と、会社員の小野公輔容疑者(34)です。
Q2件は何分差で起きた?
A1件目は午後3時32分ごろ。高橋容疑者の事件は千葉県警が午後3時37分ごろ、千葉日報が午後3時35分ごろとしており、数分差で発生したとみられます。
Q四街道駅では過去にも盗撮事件があった?
A公開情報を基にした報道の集計では、2021年以降、今回を含め少なくとも7件の盗撮または盗撮未遂が確認されています。ただし、千葉県警が公表した駅別公式統計ではありません。
Qなぜ四街道駅で盗撮が多い?
A原因は確認されていません。ただ、公開された事案には北口の階段・エスカレーター、午後3時30分以降という偏りがみられます。駅周辺の学校配置などとの因果関係は確認されていません。
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