鹿児島県いちき串木野市の照島神社近くの海岸で、中高生4人が沖へ流された水難事故で、行方不明となっていた3人のうち2人が8月29日午前、現場近くの海で発見され、その後、死亡が確認された。
残る中学生1人は29日午後4時現在も見つかっておらず、串木野海上保安部や消防などが捜索を続けている。
事故当時、現場には男子中高生5人がいた。このうち4人が沖へ流され、1人が救助、2人の死亡が確認され、1人が行方不明となっている。
| 状況 | 人数 |
|---|---|
| 現場にいた男子中高生 | 5人 |
| 沖へ流された | 4人 |
| 救助 | 1人 |
| 死亡確認 | 2人 |
| 行方不明 | 1人 |
死亡が確認された高校生と、現在も行方不明となっている中学生は兄弟と報じられている。
週刊TAKAPIでは、未成年者を含む水難事故であることを踏まえ、本文では氏名を掲載せず年齢・学年を中心に表記する。
29日午前、現場近くの海で2人発見
事故は28日午後、いちき串木野市西島平町の照島神社近くの海岸で発生した。
男子中高生5人が現場付近にいたところ、このうち4人が沖へ流された。
12歳の中学生1人は同日、照島神社から約500メートル沖で巡視艇に救助され、命に別条はなかった。
一方、高校生1人と中学生2人の計3人が行方不明となり、海上保安部や消防などが夜間から捜索を続けていた。
29日午前、現場近くの海で2人が発見され、引き上げられた。その後、2人の死亡が確認された。
死亡確認は高校生1人、中学生1人
死亡が確認されたのは、市内に住む高校生1人と中学生1人。
残る中学生1人については、29日午後も捜索が続いている。
これで、沖へ流された4人の状況は「1人救助、2人死亡、1人行方不明」となった。
岩場から海へ 高さ約2メートルの場所で飛び込みか
現場は照島神社近くの岩場周辺で、複数の報道によると、中高生らは水面から約2メートルの高さがある岩場付近から海へ飛び込んでいたとされる。
水深は場所によって約4~7メートルとされ、28日は大潮だった。
当時はうねりもあり、海況は穏やかとはいえない状態だった。
地元では飛び込み場所として知られていたとの情報もあるが、現場周辺は遊泳禁止区域とされている。
先に海へ入った2人を助けようとしたとの情報
これまでの報道や関係機関の説明では、先に海へ入った2人が溺れ、その後、別の2人が助けようとして海に入ったとされている。
その結果、計4人が沖へ流されたという。
ただし、誰がどの順番で海へ入り、どの時点で流されたのかなど、事故当時の詳細な行動については今後の調査で整理される部分も残っている。
遊泳禁止区域 離岸流が発生することも
現場周辺はいちき串木野市が遊泳を禁止している区域とされる。
この付近では、海岸から沖方向へ流れる「離岸流」が発生することがある。
一方で、今回の事故について離岸流が直接の原因だったと確認されたわけではない。
海上保安部などは捜索と並行し、当時の海況や4人が流された経緯を調べている。
海上・陸上から残る1人を捜索
29日は海上保安部や消防などが捜索を継続した。
海上では巡視艇や船舶、航空機などを投入し、陸側でも岩場や消波ブロック周辺を確認している。
残る中学生1人については29日午後4時現在、発見に至っていない。
編集部まとめ
照島神社近くの水難事故は、29日に2人の死亡が確認される重大な続報となった。
現在の焦点は、残る中学生1人の捜索と、4人が沖へ流された経緯の解明だ。
現場は遊泳禁止区域で、岩場から海へ入っていたとされる。大潮やうねりなど当時の海況も含め、事故に至った状況の確認が続いている。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
本記事は8月29日午後4時現在の公表・報道内容を基に構成しています。事故原因は調査中です。
情報提供募集
各種ご相談、情報提供、現地写真・動画、関係者からの証言などをお持ちの方は、メール(info@108takapi.jp)、各種SNSのDM、または公式LINEまでお寄せください。週刊TAKAPI編集部では、提供者のプライバシーに十分配慮し、内容を確認した上で取材・報道に活用します。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。