沖縄県うるま市の海中道路で9月19日朝、練習中の競技用車いすに軽貨物車が追突する事故があり、車いす陸上のパラリンピックメダリスト、上与那原寛和さん(55)が意識不明の重体となっている。
事故は午前6時25分ごろ、うるま市与那城屋平付近の県道10号、通称「海中道路」で発生した。
上与那原さんは複数人で競技用車いすの練習中だった。軽貨物車が競技用車いすに追突し、上与那原さんは病院に搬送された。
警察が事故の詳しい状況を調べている。
午前6時25分ごろ 複数人で練習中
現場は、沖縄本島と平安座島を結ぶ海中道路。片側2車線の直線道路となっている。
複数の報道によると、上与那原さんは事故当時、仲間とともに競技用車いすで練習していた。
読売新聞は、複数人で左側車線を走行していたと報道。琉球放送は、軽貨物車が沖縄本島側から平安座島方向へ走行していたと伝えている。
ただし、衝突直前の双方の位置関係や速度、車線変更の有無などは明らかになっていない。
頭や首を負傷 意識不明の重体
上与那原さんは事故で頭や首を負傷し、病院へ搬送された。
19日夕方までに確認できた複数の報道では、意識不明の重体とされている。
現時点では、それ以上の具体的な負傷内容については記載しない。
軽貨物車を運転していたのは沖縄市に住む65歳の男性と報じられている。
警察が男性から事情を聞くなどして、事故の状況を調べている。
北京で銀、東京で2つの銅メダル
上与那原さんは沖縄市出身の車いす陸上選手。
2008年北京パラリンピックでは男子マラソンT52で銀メダルを獲得した。
2021年東京パラリンピックでは、男子400メートルT52と1500メートルT52でそれぞれ銅メダルを獲得している。
沖縄県から県民栄誉賞を2度贈られている。
長年にわたり国内外の車いす陸上で活躍してきた選手で、今回の事故は競技会場ではなく、一般道での練習中に起きた。
事故原因は捜査中
現場は見通しのよい直線道路と報じられている。
一方で、事故原因については警察が調べている段階だ。
現時点では、
- 軽貨物車が競技用車いすをどの時点で認識したのか
- 衝突直前の双方の位置関係
- 車両の速度
- 車線変更の有無
- その他、運転に影響する事情
などは明らかになっていない。
飲酒運転、速度超過、前方不注意など、特定の原因を示す確実な情報も確認できていない。
また、競技用車いすでの練習方法や走行位置についても、今回の事故との因果関係が確認されたわけではない。
編集部まとめ
うるま市の海中道路で、パラリンピックメダリストの上与那原寛和さんが競技用車いすで練習中、軽貨物車に追突され、意識不明の重体となった。
事故当時は複数人で練習していた。
上与那原さんは北京パラリンピックで銀メダル、東京パラリンピックで2つの銅メダルを獲得し、沖縄県民栄誉賞を2度受賞している。
事故原因については警察が捜査中で、現時点で過失や原因を断定できる段階ではない。
上与那原さんの容体や警察の捜査に進展があれば、続報する。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本稿は2026年9月19日付の共同通信、琉球放送、朝日新聞、読売新聞などの公開報道を照合して構成した。
確認できているのは、19日午前6時25分ごろ、うるま市の海中道路で、複数人で練習中だった上与那原寛和さん(55)の競技用車いすに軽貨物車が追突し、上与那原さんが頭や首を負傷して意識不明の重体となったことまで。
軽貨物車の運転者は沖縄市の65歳男性と報じられている。
具体的な負傷内容、事故原因、過失割合については、公表された範囲を超えて記載していない。事故原因の最終判断は警察の捜査による。

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