岐阜県美濃加茂市古井町下古井で13日午前、無免許運転の軽乗用車が歩道に乗り上げ、自動販売機の商品を補充していた男性をはねる事故があった。男性は車と建物の間に挟まれ、搬送先の病院で死亡した。
死亡したのは名古屋市名東区の会社員、市原浩さん(60)。警察は、軽乗用車を運転していた美濃加茂市の纐纈明美容疑者(67)を道路交通法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕した。
纐纈容疑者は過去に免許取消処分を受け、その後も無免許運転で検挙されていた。警察は死亡事故について、無免許過失運転致死容疑に切り替えて調べる方針と報じられている。
対向車線を越え歩道へ 自販機の補充作業中にはねられる
報道によると、事故が起きたのは13日午前10時すぎ。美濃加茂市古井町下古井の市道で、軽乗用車が対向車線を越えて道路反対側の歩道に進入し、市原さんをはねた。
車はそのまま住宅敷地内に入り、カーポートの柱に衝突して停止したとみられる。
市原さんは当時、歩道沿いに設置された自動販売機の商品を補充する作業をしていたという。
近くに住む女性から、男性が車と壁の間に挟まれているとの119番通報があり、消防などが現場に駆けつけた。
市原さんは意識不明の状態で病院に搬送されたが、事故から約3時間半後に死亡した。
2023年12月に免許取消 約10か月後にも無免許運転で検挙
纐纈容疑者は事故当時、有効な運転免許を持っていなかった。
警察によると、纐纈容疑者は過去に免許停止処分中の無免許運転で検挙され、免許取消処分を受けていた。
その後も運転をやめず、無免許運転で再び検挙されていたことが明らかになった。
免許取消の時期について、当初は2023年9月、再検挙はその約3か月後と報じられていた。しかし、警察が発表を訂正し、13日夜に確認できた修正報道では、免許取消は2023年12月、再検挙はその約10か月後とされている。
今回の事故では道路交通法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕され、纐纈容疑者は警察の調べに対して容疑を認めているという。
無免許過失運転致死容疑への切り替え方針も
警察は当初、纐纈容疑者を無免許運転容疑で逮捕したが、市原さんが死亡したことを受け、無免許過失運転致死容疑に切り替えて捜査を進める方針と報じられている。
ただし、13日夜までに確認できた情報では、容疑が正式に切り替えられたとする発表は確認できていない。
警察は軽乗用車が対向車線を越えた原因や、事故に至る詳しい運転状況を調べている。
編集部まとめ
自動販売機の商品補充作業中だった60歳男性が、無免許運転の軽乗用車にはねられて死亡した。
逮捕された67歳の女は、免許取消後にも無免許運転で検挙されていた。警察は今回の死亡事故について、無免許過失運転致死容疑への切り替えを視野に捜査を進める方針と報じられている。
週刊TAKAPI 編集部/松本
特記事項
本記事は、2026年10月13日夜までに公表された情報を基に構成しています。
運転免許の取消時期と再検挙歴は、訂正後の情報を採用しました。逮捕容疑は無免許運転であり、死亡事故に関する刑事責任は確定していません。
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