【北海道・北広島】少女の上履きに体液付けた疑い 55歳小学校教諭を3回目逮捕 靴の窃盗罪などでも起訴

北海道北広島市の55歳小学校教諭が不同意わいせつなどの疑いで3回目の逮捕となった事件を伝える週刊TAKAPIの報道アイキャッチ

北海道北広島市内の学校に侵入し、10代の少女の上履きに体液を付着させるなどしたとして、札幌方面厚別警察署は11月2日、北広島市立小学校の教諭で、恵庭市在住の山本勝己容疑者(55)を建造物侵入と不同意わいせつの疑いで再逮捕した。

山本容疑者が逮捕されるのは今回で3回目。9月には以前勤務していた小学校への侵入容疑で現行犯逮捕され、10月には児童生徒の靴を盗んだ疑いで再逮捕されていた。

11月2日には、先行する靴の窃盗事件について窃盗罪などで起訴されたことも明らかになった。今回の不同意わいせつ容疑について、山本容疑者は黙秘している。

北広島市教育委員会は同日、被害者の心のケアを最優先するとともに、警察の捜査状況を確認して厳正に対処する方針を公表した。

早朝の学校に侵入 上履きに体液を付着させた疑い

警察によると、山本容疑者は8月29日午前5時30分ごろから午前6時30分ごろまでの間、北広島市内の学校に侵入し、校内に保管されていた10代の少女の上履きに体液を付着させた疑いが持たれている。

さらに、8月31日に少女がその上履きを着用するようにした行為について、不同意わいせつの疑いが持たれている。

北広島市教育委員会も11月2日の公式発表で、学校への侵入と靴への体液の付着、その後に被害者に履かせたとされる行為を再逮捕容疑として説明している。

山本容疑者は今回の取り調べに対し、黙秘する意思を示しているという。

警察は、過去の建造物侵入や窃盗事件の捜査を進めるなかで今回の疑いを把握し、さらに余罪がないか調べている。

9月24日に最初の逮捕 10月には靴の窃盗容疑で再逮捕

今回の再逮捕に至るまでには、別の学校侵入事件をめぐる捜査があった。

9月24日午前4時40分ごろ、山本容疑者は北広島市内の以前勤務していた小学校に正当な理由なく侵入したとして、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された。

この学校には2026年3月まで勤務しており、当時は市内の別の小学校で教諭を務めていた。

学校側は9月21日、閉校時間帯に何者かが複数回侵入しているとして警察に通報していた。警察が警戒を強めるなかで、山本容疑者の逮捕に至った。

その後、9月18日から21日にかけて北広島市内の学校に侵入し、校内に保管されていた靴1足を盗んだ疑いが浮上。10月13日に建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕された。

10月の事件については、当時の取り調べで容疑を認めていたとされる。一方、今回の不同意わいせつ容疑については黙秘しており、事件ごとに認否が異なっている。

靴の窃盗罪などで11月2日に起訴 今回の再逮捕とは別

11月2日には、9月に北広島市内の学校から在校生の靴を盗んだとされる事件について、山本容疑者が窃盗罪などで起訴されたことも明らかになった。

これは10月13日に再逮捕された事件に関する刑事手続きであり、今回の不同意わいせつ容疑による再逮捕とは区別する必要がある。

今回の容疑について、起訴されたという情報は確認されていない。

また、先行する窃盗事件の被害者と、今回の不同意わいせつ容疑に関わる少女が同一人物なのかについても明らかになっていない。

北広島市教委が声明 被害者の心のケアを最優先

北広島市教育委員会は11月2日、教諭の3回目の逮捕を受け、公式ホームページで事案の概要と吉田智樹教育長のコメントを公表した。

吉田教育長は、児童を指導する教員が再び逮捕されたことについて、極めて遺憾であり、許されない事態と受け止めていることを表明した。

今後は警察の捜査状況などを確認し、法令に基づいて厳正に対処する方針だ。

また、被害者への心理的支援を最優先とし、度重なる逮捕報道によって不安を抱える児童生徒や保護者の心のケアにも取り組むとしている。

ただし、11月2日の公表資料には、今回の再逮捕を受けた具体的な懲戒処分の内容や処分日、学校施設の再発防止策についての詳細は示されていない。

学校の安全管理はどうなっていたのか

今回の事件では、8月の早朝に校内へ侵入した疑いに加え、9月にも学校への侵入が疑われている。

学校は子どもたちが日常的に過ごす施設であり、教職員による不適切な立ち入りを含め、校内の安全管理がどのように行われていたのかは重要な検証課題となる。

ただし、山本容疑者がどのような方法で校内に入ったのか、施錠設備や警備体制に問題があったのかについて、具体的な情報は確認できていない。

職員による学校施設への出入りの管理や、異常を把握した際の通報・情報共有の仕組みについても、今後の確認が必要だ。

編集部まとめ

北広島市の小学校教諭が、建造物侵入や靴の窃盗容疑に続き、不同意わいせつ容疑で3回目の逮捕となった。

11月2日には先行する窃盗事件について起訴された一方、今回の容疑に対しては黙秘しており、刑事責任の判断は今後の捜査と司法手続きに委ねられる。

教育行政にとっては、被害者の保護を最優先にしながら、学校施設への立ち入り管理や、過去の侵入が疑われた段階での対応を検証することが課題となる。

北広島市教育委員会は厳正な対処と心のケアを表明した。今後、具体的な安全対策と教育現場への支援がどのように進むのかが問われる。

特記事項

本記事は2026年11月3日時点で確認できた情報に基づく。

11月2日の不同意わいせつ容疑による再逮捕と、同日に判明した過去の窃盗事件の起訴を区別して記載した。

今回の容疑は逮捕段階の嫌疑であり、有罪が確定したものではない。被害者の学校名、学年、その他の個人識別につながる情報は掲載していない。

学校の施錠状況、侵入方法、具体的な懲戒処分について、確認できない事実を推測で補っていない。

Q逮捕された教諭は誰ですか?
A北海道恵庭市在住で、北広島市立小学校の教諭、山本勝己容疑者(55)です。
Q今回の再逮捕容疑は何ですか?
A8月29日に学校へ侵入して10代の少女の上履きに体液を付着させ、31日に着用させたとして、建造物侵入と不同意わいせつの疑いが持たれています。
Qこれまでに何回逮捕されていますか?
A9月24日、10月13日、11月2日の計3回です。それぞれの逮捕容疑を区別する必要があります。
Q今回の事件について容疑を認めていますか?
A今回の不同意わいせつ容疑については黙秘しています。10月の別事件では容疑を認めたと報じられています。
Q市教育委員会はどう対応していますか?
A被害者の心のケアを最優先にするとともに、警察の捜査状況を確認し、法令に基づいて厳正に対処する方針です。具体的な懲戒処分は11月2日の発表では示されていません。

週刊TAKAPI編集部/松本

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