ライオンが、お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さん(50)がCMキャラクターを務めてきた「ストッパ下痢止め」について、プロモーションへの活用を当面見合わせる方針を示した。
高橋さんは2010年1月から同商品のCMイメージキャラクターに起用され、15年以上にわたって広告塔を務めてきた。おなかが弱い芸人としてのキャラクターと商品イメージが重なり、長期起用が続いていた。
ライオンは取材に対し、「総合的に判断してプロモーションへの活用は当面見合わせています」と回答。今後の起用については未定としている。
高橋さんをめぐっては、後輩芸人の中山功太さんが配信番組で、過去に先輩芸人から嫌な思いを受けたという趣旨の発言をしたことが発端となり、SNS上で高橋さんの名前が取り沙汰された。
その後、高橋さんはXで中山さんに不快な思いをさせたことを謝罪。相方の八木真澄さんが間に入り、中山さんと直接話したことも明かした。中山さんも「いじめられていた」という表現は不適切だったとして発言を撤回し、高橋さんとの和解を説明している。
一方、企業側の対応は別の判断となった。報道では、ライオン公式YouTubeチャンネルで公開されていたCM動画が非公開となり、「ストッパ下痢止め」公式サイトからも高橋さんの写真などが削除されたという。5月11日時点で同社は「総合的に対応を検討」としており、現時点でのCM放送予定はないとも説明していた。
今回の対応は、契約解除や正式な降板発表ではなく、あくまで「当面見合わせ」という扱いだ。ただ、15年以上続いた広告起用に動きが出たことで、芸能人の言動やSNS上の騒動が企業広告に与える影響が改めて浮き彫りになった。
当事者間で和解が示されても、企業は商品イメージ、消費者の受け止め、広告継続の可否を別に判断する。サバンナ高橋さんと「ストッパ下痢止め」の今後の起用については、引き続き注目される。
編集部まとめ
サバンナ高橋茂雄さんが15年以上CMキャラクターを務めてきたライオン「ストッパ下痢止め」について、プロモーションへの活用が当面見合わせとなった。背景には、中山功太さんの発言をきっかけに広がった一連の騒動がある。中山さんは発言を撤回し、高橋さんとの和解も説明しているが、企業側は商品イメージなどを踏まえ、広告活用を見合わせる判断をした。
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