夜釣り・早朝釣りは特に注意 豊橋、田原、蒲郡から訪れる人も出発前に安全確認を
静岡県の浜名湖周辺で、5月23日夜から24日朝にかけて、釣り人が海に転落する事故が2件相次いだ。
湖西市新居町では、海釣りをしていた28歳の男性が海に転落し、低体温症の症状で救急搬送された。浜松市中央区の舞阪漁港では、釣りに訪れていた84歳の男性が海に落下し、救助された。男性はライフジャケットを着用していなかったという。
2人はいずれも救助されたが、浜名湖周辺は豊橋、田原、蒲郡など東三河からも多くの釣り人が訪れる身近な釣り場だ。警察や海上保安庁は、水辺でのライフジャケット着用、複数人での行動、連絡手段の確保を呼びかけている。
湖西市新居町で28歳男性が転落
1件目は、5月23日夜に湖西市新居町で発生した。
海釣りをしていたミャンマー国籍の会社員男性(28)が、足を滑らせて海に転落した。男性は近くにいた釣り人に救助されたが、低体温症の症状で病院に搬送された。
夜間の釣りでは、足元の段差や濡れた場所が見えにくくなる。護岸や防波堤では、わずかなバランスの崩れが海中転落につながるおそれがある。
舞阪漁港では84歳男性が海へ落下
2件目は、5月24日午前8時ごろ、浜松市中央区の舞阪漁港で起きた。
釣りのために漁港を訪れていた浜松市中央区篠原町の84歳男性が海に落下。「海に人が落ちている」と110番通報があり、男性は岸壁につながるひも状のものをつかんでいる状態で見つかった。
男性は緊急搬送されたが、意識はあった。警察によると、男性はライフジャケットを着用していなかった。警察は「水辺に行く際はライフジャケットを着用しましょう」と呼びかけている。
浜名湖は身近でも油断できない
浜名湖周辺は、豊橋方面から車で向かいやすい人気の釣り場だ。週末の朝、仕事終わりの夜釣り、早朝の短時間釣行で訪れる人も少なくない。
ただ、身近な場所であることと、安全であることは別だ。
岸壁や漁港では、落ちたあとに自力で上がれない場所がある。夜間や早朝は視界が悪く、濡れた足場にも気づきにくい。風、潮の流れ、気温によっては、短時間でも体力を奪われる。
特に高齢者や初心者は、転落後に体を動かし続けることが難しくなる。スマートフォンを車内や荷物の中に置いたままにしていると、通報も遅れる。

豊橋・東三河の釣り人にも直結する事故
豊橋、田原、蒲郡から浜名湖へ釣りに行く人にとって、今回の事故は他人事ではない。
「少しだけ釣る」
「いつもの場所だから大丈夫」
「岸から近いから問題ない」
そうした慣れが、事故につながることがある。
ライフジャケットは、船に乗る人だけの装備ではない。岸壁、漁港、防波堤で釣りをする人にとっても、命を守るための装備だ。
夜釣りや早朝釣りでは、できるだけ1人で行動しないことも大切になる。同行者がいれば、転落直後の通報や救助要請が早くなる。1人で行く場合でも、家族に行き先と帰宅予定を伝えておきたい。
楽しい趣味を続けるために
釣りは、年齢を問わず楽しめる身近な趣味だ。浜名湖周辺は、東三河の釣り人にとってもなじみ深い場所である。
だからこそ、事故を防ぐ準備をして出かけたい。
ライフジャケットを着る。
滑りにくい靴を履く。
暗い時間帯はライトを使う。
スマートフォンを身につける。
無理な場所に入らない。
家族に行き先を伝える。
今回の2件はいずれも救助されたが、海中転落は一歩間違えば命に関わる。浜名湖へ向かう前に、もう一度、装備と行動を確認してほしい。
編集部まとめ
浜名湖周辺で5月23日夜から24日朝にかけて、釣り人が海に転落する事故が2件相次いだ。
湖西市新居町では、28歳の男性が海釣り中に転落し、低体温症の症状で搬送された。
浜松市中央区の舞阪漁港では、84歳の男性が釣り中に海へ落下し、救助された。男性はライフジャケットを着用していなかった。
浜名湖周辺は、豊橋、田原、蒲郡からも訪れやすい釣り場だ。夜釣りや早朝釣りでは、ライフジャケット、滑りにくい靴、複数人での行動、家族への行き先共有を徹底したい。
Q1. 浜名湖周辺で何が起きましたか。
5月23日夜から24日朝にかけて、浜名湖周辺で釣り人が海に転落する事故が2件相次ぎました。いずれも救助されましたが、1人は低体温症の症状で搬送されています。
Q2. 釣りに行くときに最も大切な装備は何ですか。
ライフジャケットです。船に乗る場合だけでなく、岸壁や漁港、防波堤からの釣りでも、転落時に浮いて救助を待つための重要な装備になります。
Q3. 豊橋・東三河から浜名湖へ行く人は何に注意すべきですか。
夜釣りや早朝釣りでは、足元の確認、滑りにくい靴、複数人での行動、家族への行き先共有、スマートフォンの防水携帯を徹底する必要があります。

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