和歌山市西田井の国道24号で6月15日午後4時半ごろ、大型の三輪車両が縁石に衝突し、同乗していた4歳の男児が意識不明の重体となる事故があった。運転していた大阪府在住の29歳男性も重傷を負い、2人は市内の病院に搬送された。男性は男児の父親とみられている。
警察などによると、車両は前1輪・後2輪の大型三輪タイプで、事故当時は試乗中だったとの情報がある。衝突のはずみで父子は車外に投げ出され、2人ともヘルメットを着用していなかったとされる。男児は頭を強く打つなどして重い状態が続いており、男性も肺挫傷などの重傷を負った。
現場は交通量のある国道沿い。警察は、事故当時の速度、ハンドル操作、ブレーキ操作、路面状況、車両の状態などを慎重に調べている。ドライブレコーダーや目撃情報が、事故原因を解明する重要な手がかりになりそうだ。
今回の事故で改めて浮かぶのは、「三輪だから安全」という思い込みの危うさだ。大型三輪車両は安定感がある一方、車幅、重さ、旋回時の感覚は一般的な乗用車ともバイクとも異なる。慣れない試乗で、幼い子どもを乗せていた点は重く受け止める必要がある。
法令上の扱いだけでなく、幼児を同乗させる場面でどこまで安全装備を徹底するべきか。今回の事故は、販売店、運転者、家族連れの試乗すべてに、安全確認のあり方を突きつけている。一刻も早い回復を祈るとともに、同じ事故を繰り返さない検証が求められる。
記事クレジット
週刊TAKAPI編集部(担当:成田)
WEEKLY TAKAPI — OFFICIAL CONTACT
TAKAPI LEAKS
その情報が、社会を動かす。
情報提供・取材相談・記事の訂正や削除依頼を
全国から受け付けています。
◆ ご連絡内容は慎重に取り扱います
情報提供・各種お問い合わせ ↗記事の訂正・削除依頼もこちらから

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。