9年前の神戸・路上襲撃事件で指名手配の暴力団組員を逮捕 ボディーガードの男性死亡事件

兵庫県神戸市長田区で2017年、暴力団関係者の男性が拳銃で撃たれて死亡した事件で、兵庫県警は、全国に指名手配していた暴力団組員の男を逮捕しました。

殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、当時、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系の組員だった菱川龍己容疑者(50)です。

事件は2017年9月、神戸市長田区の路上で発生しました。

現在の指定暴力団・絆会にあたる任侠山口組の織田絆誠代表が乗っていた車が襲撃され、ボディーガードをしていた楠本勇浩組員(当時44)が拳銃で撃たれ、死亡しました。

警察は事件後、捜査本部を設置し、菱川容疑者を実行犯とみて全国に指名手配していました。

警察によりますと、6月に山口県警から情報提供があり、23日午前6時半すぎ、山口県下松市内の集合住宅で菱川容疑者を逮捕したということです。

菱川容疑者の身柄は、すでに兵庫県警長田警察署に移送されています。

警察は、捜査に支障があるとして、菱川容疑者の認否を明らかにしていません。

9年越しの逮捕 今後は逃走中の足取りも焦点に

今回の事件は、暴力団関係者をめぐる路上襲撃事件として、当時大きな捜査態勢が敷かれていました。

指名手配されていた容疑者が9年近くを経て逮捕されたことで、今後は事件当時の詳しい経緯に加え、逃走中の足取りや潜伏先、支援者の有無なども捜査の焦点になるとみられます。

また、警察が認否を明らかにしていないことから、今後の取り調べや関係先の捜査で、事件の全容解明が進むかが注目されます。

本記事は、警察発表および報道内容をもとに構成しています。逮捕容疑は現時点のものであり、刑事裁判で有罪が確定するまでは推定無罪の原則が適用されます。

リアルタイムサイト訪問者数
56