台風6号(チャンミー)は2日21時現在、足摺岬の南約70kmを北東へ時速40kmで進んでいる。中心気圧は980hPa、最大風速25m/s、最大瞬間風速は35m/s。3日(水)は東海から関東にかけて接近し、朝の通勤・通学時間帯に大雨と暴風のピークが重なるおそれがある。
東海地方では、3日未明から昼前にかけて警戒が必要だ。日本気象協会によると、3日に予想される最大瞬間風速は東海で35m/s、2日18時から3日18時までの24時間降水量は多い所で350mmに達する見込み。三重県では2日夜遅くから3日朝、愛知県では3日未明から朝、静岡県では3日明け方から昼前に線状降水帯が発生する可能性があり、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に厳重な警戒が必要となる。
関東地方では、3日朝から昼過ぎにかけて雨と風が強まり、特に午前中が大きな山場となる。関東甲信でも最大瞬間風速35m/s、24時間降水量は多い所で300mmが予想されている。東京、神奈川、千葉、茨城、埼玉では、駅までの移動中の転倒、道路冠水、飛来物、鉄道の遅れや運休に注意が必要だ。千葉・茨城など沿岸部では、横殴りの雨と強風で視界が悪くなるおそれもある。
交通機関では、すでに影響が発表されている。JR東日本は3日始発から、東海道線の小田原〜熱海間、伊東線の熱海〜伊東間、中央線の高尾〜小淵沢間、青梅線の青梅〜奥多摩間、湘南新宿ラインの新宿〜小田原・逗子方面などで運転を取りやめる。上野東京ラインも宇都宮線、高崎線、東海道線との直通運転を始発から中止する。
東海道新幹線について、JR東海は現時点で計画運休は予定していないものの、2日夜から3日終日にかけて一部時間帯や区間で急な運転見合わせ、行き先変更、運休が発生する可能性があるとしている。3日朝は「出勤できるか」だけでなく「帰宅できるか」まで考えて判断したい。
企業や学校は、在宅勤務、時差出勤、休校、リモート授業の判断を早める必要がある。住民は今夜のうちにスマートフォンの充電、モバイルバッテリー、水、非常食、懐中電灯を確認し、自治体の避難情報とハザードマップを見直しておきたい。3日朝は無理な移動を避け、最新の気象情報と交通情報を確認しながら、安全を最優先に行動したい。
編集部まとめ
台風6号は3日朝、東海・関東の通勤・通学時間帯に大雨と暴風をもたらすおそれがある。東海では未明から昼前、関東では朝から昼過ぎにかけて警戒が必要で、線状降水帯や交通機関の乱れにも注意したい。企業、学校、家庭は、2日夜のうちに予定変更と防災確認を済ませたい。
台風6号のポイントQ&A
Q. 台風6号はいつ東海・関東に近づくのか。
A. 東海では3日未明から昼前、関東では3日朝から昼過ぎにかけて影響が強まる見通しです。関東は午前中が特に警戒時間帯です。
Q. 通勤・通学への影響はあるのか。
A. あります。3日朝は大雨と暴風が通勤・通学時間帯に重なるおそれがあり、鉄道の運休・遅れ、道路冠水、強風による転倒や飛来物に注意が必要です。
Q. どの地域で特に警戒が必要なのか。
A. 東海では静岡、愛知、三重、岐阜、関東では東京、神奈川、千葉、茨城、埼玉で警戒が必要です。太平洋側や沿岸部、山沿いでは雨量が増えるおそれがあります。
Q. 線状降水帯の可能性はあるのか。
A. 東海を中心に線状降水帯が発生するおそれがあり、短時間で土砂災害、低地浸水、河川増水の危険度が高まる可能性があります。
Q. 鉄道への影響は出ているのか。
A. JR東日本は東海道線の小田原〜熱海間など一部区間で3日始発から運転取り止めを発表しています。東海道新幹線も、雨量や風の状況によって急な運転見合わせや運休の可能性があります。
Q. 今夜のうちに何をすべきか。
A. スマートフォンの充電、モバイルバッテリー、水、非常食、懐中電灯の確認を済ませ、自治体の避難情報、ハザードマップ、鉄道各社の運行情報を確認してください。

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