
街中にぽつんと現れる、どこか懐かしい佇まいの一軒。
看板には「明治二十年創業」の文字
今回訪れたのは、地元で長く愛されてきた食事処「角三」
外観は昔ながらの和風建築で、いわゆる“観光地向けの派手さ”はないが、逆にそれが安心感につながる
中に入る前から「ここはちゃんとしてる店だな」と感じさせる空気がある
■メニューは“ガッツリ系+和食”のバランス型

店内のメニューを見てみると、軸になっているのはカツ丼系。
・名物カツ丼 1000円
・味噌カツ丼 1100円
・ソースカツ丼 1000円
・カレーカツ丼 1100円
いずれも1000円前後で、今の物価を考えるとかなり良心的。
さらに+350円でミニうどんセットにできる仕様で、しっかり食べたい人向けの設計。
そのほかにも
・キス天丼 1000円(ミニうどんセット1350円)
・海鮮フライ定食 1680円
・釜揚げうどん 600円
・各種うどん定食 1100円〜1600円
と、揚げ物×うどんの“外さないラインナップ”が揃っている。
■今回注文:桜鯛の天丼(1500円)+ミニうどん

数あるメニューの中から選んだのが、季節感のある一品。
「桜鯛の天丼(1500円)ミニうどん付き」
価格帯としてはやや上位だが、内容を考えると納得の設定。
■主役の桜鯛、完成度が高い
まず見た目。
衣は軽く、油っぽさを感じさせない仕上がり。
そして肝心の桜鯛は
驚くほどふわふわ。
揚げ物なのに中はしっとりしていて、パサつきゼロ。
素材の良さをちゃんと活かしている。
そこに甘辛いタレが絡み、ご飯との一体感も良い。
タレが強すぎず、あくまで鯛を引き立てるバランス。
いわゆる「重い天丼」とは違って、最後までスッと食べられるタイプ。
■うどんも“ちゃんとしてる”

セットのミニうどんも手抜きなし。
讃岐から直送とのことで、
・ツルッとした喉越し
・しっかりしたコシ
この2点がしっかり出ている。
天丼のあとにこのうどんが来ることで、口の中がリセットされて食べやすい。
結果的に満足度がかなり高くなる構成。
■価格と満足度のバランスが良い
今回のセットは1500円。
正直、最近の外食価格を考えると高くはない。
むしろ
・しっかりした魚
・丁寧な揚げ
・讃岐うどん付き
ここまで揃ってこの価格なら、コスパはむしろ良い側。
■総評:地元にある“ちゃんと美味い店”
派手さはないけど、
・味
・価格
・安心感
この3つが揃っているタイプの店。
観光向けというより、地元民に長く愛される理由がわかる内容だった。
■店舗情報
今回訪れたのは、愛知県豊川市にある「角三(かくさん)」。
明治21年創業、130年以上続く老舗の食堂で、
JR愛知御津駅から徒歩2分というアクセスの良さもあり、地元客に長く愛されている店だ。
住所:愛知県豊川市御津町西方松本5-5
営業時間:11:30〜14:00/17:30〜22:00
定休日:火曜日
駐車場:あり(店舗前)
店の特徴は、創業当時から変わらない製法で作られている“出汁”。
国産のカツオ節から丁寧に取った出汁に、三河産の醤油を合わせた秘伝のめんつゆが、うどんや丼ものすべてのベースになっている。
週刊TAKAPI
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