福島県の白河布引山演習場で22日、陸上自衛隊による射撃訓練中に発生した火災をめぐり、消火活動後に下山していた隊員がクマに襲われる事案が発生した。
陸上自衛隊福島駐屯地によると、22日午前10時40分ごろ、訓練中に発射された弾の着弾地点付近の枯れ草に引火。火は周辺の山林へと燃え広がった。現場では隊員や消防が対応にあたり、発生からおよそ5時間後にほぼ鎮火したという。
その後、消火活動を終えた隊員らが下山していたところ、30代の男性隊員がクマに襲われた。男性は腕や手首にけがを負ったが、命に別状はないとみられる。
消防関係者によれば、現場は山間部で野生動物の生息域と重なる地域。火災や人の動きによってクマが刺激され、遭遇リスクが高まった可能性もある。
今回の事案について、福島駐屯地は「火災発生の経緯およびクマに襲われた状況について詳細を調査している」としている。
週刊TAKAPI
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