スマホ含む全機器が対象 選手から「プレーに集中できない」の声、観戦マナーが問われる事態に
日本バレーボール協会は、ジャパンビーチバレーボールツアー2026第1戦名古屋大会・碧南ラウンドで、携帯電話を含むすべての機器による写真・動画撮影を全面禁止にすると発表した。
対象は男女を問わず、関係者を除く来場者による撮影全般。観戦エリア内だけでなく、観戦エリア外からコートを撮影する行為も禁止対象となる。
大会ではこれまで、一定の条件のもとで撮影が認められていた。しかし、一部来場者による不適切な撮影行為が確認され、注意を重ねても改善が見られなかったという。協会は、選手から「プレーに集中できない」といった声が寄せられていることも明らかにした。
碧南ラウンドで異例の全面禁止
今回の措置が取られたのは、愛知県碧南市の碧南緑地ビーチコートで行われる名古屋大会・碧南ラウンド。大会は第20回アジア競技大会の日本代表選手選考会を兼ねており、選手にとっても重要な舞台となっている。
碧南ラウンドは5月23日、24日に開催され、名古屋大会はその後、名古屋市の名城公園tonarino特設ビーチバレーコートで本戦へ進む予定だ。
協会は、観戦を楽しみにしていたファンに理解と協力を求めている。観戦そのものが禁止されたわけではないが、会場での写真撮影や動画撮影はできない形となる。
「プレーに集中できない」選手の声
ビーチバレーでは、屋外コートで選手が近い距離でプレーする。観客席から競技中の表情や動きが見えやすい一方、選手の意図しない角度や場面を撮影される問題も以前から指摘されてきた。
特に近年は、スマートフォンで撮影した写真や動画がすぐにSNSへ投稿される。競技目的ではない撮影や、選手が不快に感じる撮影があれば、競技環境そのものに影響が出る。
今回の全面禁止は、ファン向けのマナー注意にとどまらず、選手の集中と安全な競技環境を守るための強い判断といえる。
愛知開催の大会で問われる観戦文化
今回の名古屋大会は、愛知県内のビーチバレーファンにとっても注目度の高い大会だ。碧南市にはトヨタ自動車ビーチバレーボール部が拠点を置き、地元ゆかりの選手も出場する。
地元開催の大会だからこそ、観客側の姿勢も問われる。
選手のプレーを応援することと、無断で撮影することは別だ。現地で拍手を送る、声援を送る、試合を目で見て楽しむ。撮影できないから楽しめないのではなく、選手が安心して競技できる環境を一緒に作ることが求められている。
スポーツ観戦の新しい線引き
スポーツイベントでは、観戦体験をSNSで共有したいという需要が高まっている。だが、すべての競技や会場で撮影が自由に認められるわけではない。
特にビーチバレーのように、選手の身体が大きく映りやすい競技では、撮影マナーの問題が深刻化しやすい。今回の全面禁止は、悪質行為が一部にとどまっていても、選手全体と大会運営を守るためには厳しい措置が必要になることを示した。
愛知・名古屋で開催される代表選考会で、選手が競技に集中できる環境をどう守るのか。今回の判断は、今後のビーチバレー大会だけでなく、他競技の観戦マナーにも影響を与える可能性がある。
編集部まとめ
日本バレーボール協会は、ジャパンビーチバレーボールツアー2026第1戦名古屋大会・碧南ラウンドで、携帯電話を含むすべての機器による写真・動画撮影を全面禁止にすると発表した。
対象は男女を問わず、関係者以外の撮影全般。観戦エリア外からコートを撮影する行為も禁止される。
一部来場者による不適切な撮影行為が改善されず、選手からは「プレーに集中できない」との声も寄せられていた。
大会は第20回アジア競技大会の日本代表選手選考会を兼ねており、愛知開催の重要な大会となる。選手の競技環境を守るため、観戦者側にもマナーの徹底が求められる。
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Q1. ビーチバレー名古屋大会・碧南ラウンドで何が禁止されたのですか。
携帯電話を含むすべての機器による写真・動画撮影が、男女を問わず全面禁止になりました。観戦エリア外からコートを撮影する行為も禁止対象です。
Q2. なぜ撮影全面禁止になったのですか。
一部来場者による不適切な撮影行為が確認され、注意を重ねても改善が見られなかったためです。選手からは「プレーに集中できない」といった声も寄せられていました。
Q3. 観戦そのものはできますか。
観戦そのものが禁止されたわけではありません。ただし、会場では写真・動画撮影をせず、主催者の案内に従って観戦する必要があります。

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