沖縄県沖縄市の中学校に通う女子生徒の母親が、長期間にわたるいじめ被害を訴え、沖縄市教育委員会に対し「いじめ重大事態」の認定と第三者委員会の設置を求めるオンライン署名を続けている。31日時点で、署名には4,761人の賛同が集まっている。
家族によると、女子生徒は入学後から現在に至るまで、文房具を壊される、昼夜を問わず複数回の着信を受ける、学校内で望まない身体接触を受ける、物を投げられてけがをするなど、長期にわたっていじめ被害を受けてきたという。
その影響で心身ともに傷つき、現在もメンタルクリニックへの通院が続いているとしている。
一方、家族は沖縄市教育委員会から「重大事態に近い深刻な事案だが認定はしない」「調査は行わない」と説明を受けたとしており、問題の解決に向けた具体的な対応が進まないまま、学校生活を続けざるを得ない状況だと訴えている。
母親は「このままでは娘が心の傷を抱えたまま学校を卒業することになってしまう。一生に及ぶ影響が心配される。学校と教育委員会には誠実に向き合ってほしい」と話している。
「重大事態」の認定と第三者委員会設置を求める
家族は今後、沖縄県と沖縄市に要請書と署名を提出し、学校と沖縄市教育委員会に対し、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」の認定と第三者委員会の設置を改めて求める方針だ。
いじめ防止対策推進法第28条では、児童生徒の生命や心身、財産に重大な被害が生じた疑いがある場合や、相当期間の欠席を余儀なくされている疑いがある場合、学校または学校の設置者は速やかに調査組織を設け、事実関係を明らかにする調査を行うと定めている。
家族は「娘だけでなく、沖縄の子どもたちが安心して学校に通える環境を整えるため、一人でも多くの声を届けてほしい」と支援を呼びかけている。
教育行政の対応に注目集まる
オンライン署名に4,761人が賛同していることからも、関心の高さがうかがえる。
いじめ被害を訴える家庭が、学校や教育委員会の対応に苦しみ続けるケースは各地で続いている。
今回の訴えに対し、沖縄市教育委員会が今後どのような判断を示すのか、注目が集まっている。
署名サイトはこちらか確認出来ます👇
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