2026年6月16日
週刊TAKAPI編集部/担当記者:成田
就任からわずか2カ月余り。下妻市政の先頭に立ったばかりの市長が、突然帰らぬ人となった。
茨城県下妻市の須藤豊次市長(67)が15日未明、隣接する八千代町本郷の排水路付近で死亡しているのが見つかったことを受け、16日に開かれた下妻市議会定例会最終日の本会議で、議員や市幹部らが1分間の黙とうを捧げた。
須藤市長は今年3月の市長選で初当選し、4月に就任したばかりだった。「風通しの良い市政」を掲げ、市政改革への意欲を示していた矢先の訃報に、市役所内や議会、市民の間には大きな衝撃が広がっている。
市などによると、須藤市長は14日午前、市内で行われた防火訓練などの公務に出席。その後、自宅に戻ったが、昼前に1人で外出した。夜になっても帰宅しなかったため、家族が同日午後11時15分ごろ、警察に行方不明届を提出した。
その後、15日午前0時50分ごろ、自宅からおよそ2キロ離れた八千代町本郷の排水路付近で発見され、死亡が確認された。現場近くには須藤市長の車もあったという。警察は現場の状況などから事件性は低いとみて、詳しい経緯を調べている。遺書は確認されていないとされる。
16日の市議会では、副市長で職務代理者となった渡辺尚氏が追悼の言葉を述べた。渡辺氏は「突然の訃報に接し、深い悲しみに堪えない」とし、就任から間もない時期での別れに「職員一同、ただただ驚いている。言葉もない」と故人を悼んだ。
下妻市は今後、渡辺副市長による職務代理体制で行政運営を継続する。市長不在となったことで、予算執行、政策判断、対外的な調整などに一定の影響が出る可能性があるが、市民サービスを止めない体制づくりが急務となる。
次期市長選は、公職選挙法に基づき、死亡日から50日以内に実施される見通し。市政の継続性を保ちながら、早期に新たな体制を整えられるかが焦点となる。
編集部まとめ
須藤豊次市長の突然の死去は、下妻市にとって極めて重い出来事だ。就任から2カ月余りという短さを考えれば、掲げていた市政方針や改革の途中での急な空白は避けられない。現時点で詳しい経緯は明らかになっておらず、憶測で語るべきではない。一方で、市民生活に影響を出さない行政継続、職務代理体制の安定、次期市長選への準備は待ったなしとなる。まずは故人の冥福を静かに祈りたい。
下妻市・須藤豊次市長死去の要点Q&A
Q1. 須藤豊次市長はいつ亡くなっているのが確認されましたか?
A. 2026年6月15日未明に死亡しているのが確認されました。
Q2. どこで発見されましたか?
A. 隣接する八千代町本郷の排水路付近で発見されたとされています。
Q3. 市議会ではどのような対応がありましたか?
A. 16日の下妻市議会定例会で、議員や市幹部らが1分間の黙とうを捧げました。
Q4. 今後の市政運営はどうなりますか?
A. 渡辺尚副市長が職務代理者となり、行政運営を継続する見通しです。
Q5. 次の市長選はいつ行われますか?
A. 公職選挙法に基づき、死亡日から50日以内に実施される見通しです。
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