石川県小松市の県立小松特別支援学校から行方が分からなくなっていた10歳の男子児童が、学校からおよそ1.5キロ離れた十二ヶ滝で発見されました。
消防によりますと、男子児童は1日午前11時すぎ、十二ヶ滝の滝つぼで発見され、病院に搬送されました。
その後、発見された子どもは、行方不明となっていた小学部5年の男子児童と確認されました。
警察が現在、容体の確認を進めています。
「トイレに行く」と教室を出た後、行方不明に
行方が分からなくなっていたのは、小松市金平町にある県立小松特別支援学校に通う小学部5年の10歳の男子児童です。
男子児童は30日午前11時ごろ、「トイレに行く」と言って教室を出たあと、行方が分からなくなっていました。
学校や警察、消防などが捜索を続けていましたが、発見までには時間を要しました。
十二ヶ滝周辺で警察犬が反応
消防によりますと、30日の時点で、学校からおよそ1.5キロ離れた十二ヶ滝周辺で、警察犬が人のにおいを検知していたということです。
また、学校から十二ヶ滝へ向かう道路沿いの防犯カメラには、30日午前11時すぎ、男子児童と特徴がよく似た子どもが滝の方向へ走る様子が映っていたとされています。
これらの情報をもとに、警察や消防などが周辺の捜索を続けていました。
1日朝から約200人態勢で捜索
警察や消防などは、1日早朝からおよそ200人態勢で捜索を再開しました。
その後、午前11時すぎに、十二ヶ滝の滝つぼで消防が子ども1人を発見。
救急搬送された後、行方不明になっていた男子児童と確認されました。
現在、警察が詳しい容体を確認しています。
校長が陳謝「このような事態になってしまい申し訳ない」
県立小松特別支援学校の瀬川真司校長は、1日午前、報道陣の取材に応じました。
瀬川校長は「このような事態になってしまい申し訳ない」と陳謝。
男子児童については、普段から朝に顔を合わせてあいさつをしていたとし、明るく、積極的に人と関わる児童だと説明しました。
また、「なんとか早く無事に見つかってほしい思いでいっぱいだ」と述べていました。
学校は1日、臨時休校の措置をとっています。
今後は学校側の安全管理も焦点に
今回の事案では、児童が「トイレに行く」と教室を出た後、学校外へ出た可能性があるとみられています。
今後は、男子児童の容体確認とあわせて、学校側がどの時点で不在に気づいたのか、校内外の見守り体制はどうなっていたのか、再発防止策をどう講じるのかも焦点になります。
特別支援学校では、児童生徒の特性に応じた安全確認や見守り体制が求められます。
警察や学校、県教育委員会などが、当時の状況を詳しく確認するとみられます。
ミニ解説|今回の事案で分かっていること
Q. 誰が行方不明になっていたのですか?
A. 石川県小松市の県立小松特別支援学校に通う小学部5年の10歳の男子児童です。
Q. いつ行方が分からなくなりましたか?
A. 30日午前11時ごろ、「トイレに行く」と言って教室を出たあと、行方が分からなくなりました。
Q. どこで発見されましたか?
A. 学校からおよそ1.5キロ離れた十二ヶ滝の滝つぼで発見されました。
Q. 発見後はどうなりましたか?
A. 消防により救急搬送され、警察が容体の確認を進めています。
Q. 学校の対応は?
A. 学校は1日、臨時休校の措置を取りました。校長は報道陣に対し、今回の事態について陳謝しています。
Q. 今後の焦点は?
A. 男子児童の容体、行方不明になった経緯、学校側の安全管理体制、再発防止策が焦点になります。
児童の安全確認と再発防止が求められる
男子児童が発見されたことにより、まずは容体の確認が最優先されます。
一方で、学校から児童が離れ、約1.5キロ先の滝周辺で見つかったという経緯は、学校の安全管理を考えるうえでも重い課題です。
特別支援学校では、児童生徒一人ひとりの特性に応じた見守りが必要です。
今回、どのような経緯で児童が校外へ向かったのか、学校側がどのタイミングで不在を把握したのか、今後の検証が求められます。
本記事は、警察・消防・学校側の説明および各社報道を基に構成しています。未成年の児童に関する事案のため、本人の特定につながる情報や不要な詳細描写は避けています。今後、容体や関係機関の発表により、内容が更新される可能性があります。
担当記者:成田|週刊TAKAPI 記者

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