松江市にある私立開星中学校の柔道部で、顧問を務める20代男性教諭が部員に体罰や危険行為、暴言を繰り返していたとして、島根県柔道連盟から1年間の会員登録停止処分を受けていたことが分かりました。
処分は6月15日付です。学校側はすでに教諭を部活動の指導から外しており、今後、教諭への処分を検討するとしています。
関係者によりますと、問題行為は昨年夏の合宿や日常の練習中に起きていました。顧問教諭は複数の男子部員に平手打ちをしたほか、部員1人の口や鼻をタオルで塞ぐ行為をしたとされています。
また、「アホ」「ボケ」「しばくぞ」などの暴言も繰り返していたということです。部員に目立ったけがは確認されていません。
島根県柔道連盟は、平手打ちを明確な体罰と判断しました。さらに、タオルで口や鼻を塞ぐ行為については、窒息の危険性がある極めて危険な行為として重く見ています。
教諭は学校側の調査に対し、「子どもたちに申し訳ないことをした」と反省の意を示したということです。一方、タオルで口や鼻を塞いだ行為については、「もっと頑張れるはずだと激励するつもりだった」と説明しているとされています。
開星中学校の田中薫副校長は取材に対し、「あってはならない事態で深くおわびする」と謝罪しました。そのうえで、中学・高校の柔道部全体で過去に同様の不適切指導がなかったかを含め、徹底的に調査を進める考えを示しています。
開星中柔道部は、部員約10人の小規模ながら県内強豪として知られ、昨年夏には男子団体で島根県代表として全国中学校柔道大会に出場していました。問題となった教諭は2022年度に採用され、部活動指導に携わっていたということです。
この問題は5月に島根県柔道連盟へ内部告発があり、保護者や関係者への聞き取り調査を経て発覚しました。連盟は個別の事案について「回答を控える」としています。
学校側は今後、教諭への処分を決定するとともに、柔道部内での指導実態や再発防止策について確認を進める方針です。
編集部まとめ
松江市の私立開星中学校柔道部で、20代男性教諭による体罰や危険行為、暴言が確認され、島根県柔道連盟が1年間の会員登録停止処分を出しました。
問題行為には、平手打ちやタオルで部員の口や鼻を塞ぐ行為が含まれており、学校側は教諭を部活動指導から外し、処分を検討しています。
記事注記:関係者への取材、学校側説明、柔道連盟関係者への確認、各社報道を基に構成しています。処分内容や学校側の対応は今後更新される可能性があります。
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