大阪市北区の医誠会国際総合病院に勤務する1年目の看護師とされる人物が、患者の顔や氏名、処置内容をInstagramストーリーへ掲載し、患者を嘲笑するような投稿を繰り返していた問題で、病院側が内部調査を進めていることが、週刊TAKAPIの取材で分かった。
病院広報室は、投稿者とされる職員への事実確認を進めていると回答。調査結果を取りまとめ、近日中に病院の公式ホームページで声明を公表する予定としている。
具体的な発表日時は、現時点では決まっていない。
「死ぬほんまにおもろいむり」患者の処置を笑う投稿
問題となっているのは、同病院に勤務する看護師とされる人物のInstagramストーリーだ。
投稿には、患者の状態や処置中のやり取りについて、次のような書き込みが含まれていた。
「死ぬほんまにおもろいむり」
「〇〇さん、吸引嫌がって自分で出してって言ったら…ww」
「今日フリーやったけどいろんな患者みれて最高www」
「〇〇さん」の部分には、元の投稿で患者の氏名とみられる表記が使われていた。週刊TAKAPIでは、患者を特定できないよう氏名を伏せている。
元の投稿には、患者の顔や氏名、処置内容のほか、職員の勤務表とみられる画像も掲載されていた。記事で使用する画像のモザイク処理は、患者や職員のプライバシーを守るため、週刊TAKAPI編集部が行っている。
病院広報「投稿者に事実確認」
医誠会国際総合病院の広報室は、週刊TAKAPIの取材に対し、問題となっているSNS投稿を把握し、内部調査を進めていると回答した。
投稿者とされる職員への事実確認も行っているという。
投稿した人物が同病院の職員であると確認されたか、患者情報の漏えいとして扱うか、職員への処分や勤務上の措置を検討しているかについては、「調査中のため詳細は回答できない」とした。
公式声明は近日中 発表日時は未定
病院側は、内部調査の結果を整理し、近日中に公式ホームページで声明を公表する予定だと説明した。
具体的な発表日時は決まっていない。
保健所や看護師協会など、関係機関への連絡も進めているという。
公式声明では、投稿内容の事実確認、患者や家族への説明、公開された情報の範囲、投稿者への措置、再発防止策がどこまで示されるかが焦点となる。
患者情報をSNSへ掲載 医療倫理と管理体制が問われる
患者の顔や氏名、処置内容を私的なSNSへ掲載し、その反応を笑いの対象として扱う行為は、患者の尊厳を傷つけ、医療への信頼を損なう。
Instagramストーリーは一定時間で表示が消えるが、スクリーンショットや転載による拡散は防げない。実際に問題の投稿は保存され、SNS上に広がっている。
患者を識別できる情報と処置内容が結び付いていた場合、個人情報と医療情報の管理が問われる。病院側には、投稿者への対応だけでなく、私物スマートフォンの使用状況、SNS教育、患者情報の管理体制まで検証する必要がある。
編集部コメント
患者の顔や氏名、処置内容をSNSへ掲載し、その言動を嘲笑する投稿は、医療従事者として看過できない。
今回問われているのは、投稿者個人の倫理だけではない。患者情報を撮影・投稿できた環境や、職員教育、情報管理の仕組みまで含めて検証する必要がある。
病院には、患者や家族への説明、流出範囲の確認、投稿者への適切な措置、実効性のある再発防止策を求めたい。
編集部まとめ
医誠会国際総合病院は、1年目の看護師とされる人物による患者侮辱SNS投稿について、内部調査を進めている。
投稿には、患者の状態を笑う書き込みに加え、顔、氏名、処置内容、勤務表とみられる情報が含まれていた。
病院広報室は、投稿者への事実確認と関係機関への連絡を進め、近日中に公式ホームページで声明を公表する予定と回答した。
発表日時は未定。公式声明で、患者への対応、職員への措置、情報管理体制の見直し、再発防止策がどこまで示されるかが注目される。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項:本記事は、医誠会国際総合病院広報室への取材および公開されている投稿情報を基に構成しています。患者と職員のプライバシー保護のため、氏名、顔、勤務表など、個人を特定できる箇所には編集部側で加工を施しています。病院の公式声明が確認され次第、内容を更新します。
今回のポイント
医誠会国際総合病院に勤務する1年目の看護師とされる人物が、患者の顔、氏名、処置内容をInstagramストーリーへ掲載し、患者を嘲笑する投稿を行っていた。
病院広報室は、投稿者への事実確認を含む内部調査を進めていると回答した。
病院は関係機関への連絡も進めており、近日中に公式ホームページで声明を公表する予定。具体的な発表日時は未定と
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