三重県といえば伊勢神宮や松阪牛を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、全国的に高い評価を受ける食材の一つが「ハマグリ」です。
特に**桑名市の「桑名のはまぐり」**は江戸時代から東海道の名物として知られ、現在では「三重ブランド」に認定されるほどのブランド食材となっています。
この記事では、三重県のハマグリが全国トップクラスといわれる理由や歴史、おいしい食べ方まで詳しく紹介します。
三重県のハマグリは全国トップクラス
結論から言うと、三重県は天然ハマグリの代表的な産地として全国的な知名度を誇ります。
特に有名なのが
- 桑名市
- 木曽三川河口
- 伊勢湾沿岸
です。
木曽川・長良川・揖斐川の三つの大河川が運ぶ豊富な栄養分と、伊勢湾の海水が混ざり合う環境が、良質なハマグリを育てています。
「その手は桑名の焼き蛤」で有名
「その手は桑名の焼き蛤」
この言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
江戸時代には東海道五十三次の宿場町・桑名宿で焼きハマグリが名物となり、多くの旅人が味わいました。
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』にも登場するほど有名で、当時から全国へその名が広まっていました。
桑名のハマグリがおいしい理由
木曽三川が育てる豊かな漁場
桑名沖は
- 木曽川
- 長良川
- 揖斐川
の淡水と海水が混ざる汽水域。
この環境には植物プランクトンが豊富で、ハマグリのエサとなる栄養が大量に流れ込みます。
そのため
- 身が厚い
- 甘みが強い
- 旨味が濃い
という特徴があります。
天然ならではの濃厚な味
桑名のハマグリは
- 弾力ある食感
- 上品な甘み
- 強いうま味
が特徴。
加熱しても身が縮みにくく、焼きハマグリや酒蒸しとの相性は抜群です。
三重ブランドにも認定
平成29年、赤須賀漁業協同組合の「桑名のはまぐり」は三重ブランドに認定されました。
三重ブランドは
- 全国へ誇れる品質
- 地域性
- 安全性
- ブランド力
など厳しい基準を満たした県産品だけが認定されます。
一度は激減した天然ハマグリ
実は桑名のハマグリは昭和40年代には年間約3,000トンも水揚げされていました。
しかし
- 埋め立て
- 水質悪化
- 漁場減少
などの影響で激減。
現在は
- 漁場の保全
- 稚貝放流
- 資源管理
などの努力によってブランドを守り続けています。
おすすめの食べ方
焼きハマグリ
シンプルながら最も人気。
口が開いた瞬間の香りは格別です。
酒蒸し
ハマグリのだしが日本酒と合わさり、旨味を余すことなく味わえます。
お吸い物
ハマグリのだしだけで十分な深い味わい。
ひな祭りなど祝い事にも欠かせません。
しぐれ煮
桑名名物。
甘辛く炊き上げ、ご飯との相性は抜群です。
三重県にはほかにも全国トップクラスの海産物がある
三重県はハマグリだけではありません。
全国的にも有名な
- 伊勢えび
- 真珠
- 的矢かき
- あおさ
- 海苔
など、多彩な海の幸が水揚げされています。
三重県のハマグリはどこが有名?
桑名市周辺の木曽三川河口です。
なぜ桑名のハマグリはおいしいの?
河川の豊富な栄養と伊勢湾の汽水域という恵まれた自然環境で育つためです。
桑名のハマグリはブランドなの?
はい。「桑名のはまぐり」は三重ブランド認定を受けた高品質なブランド食材です。
焼きハマグリが有名なのはなぜ?
江戸時代から東海道・桑名宿の名物として親しまれ、「その手は桑名の焼き蛤」という言葉が生まれるほど全国的な知名度を得たためです。
まとめ
三重県・桑名のハマグリは、江戸時代から続く歴史と豊かな自然が育んだ全国屈指のブランド食材です。
木曽三川と伊勢湾が織りなす恵まれた漁場で育つ天然ハマグリは、濃厚な旨味と肉厚な身が魅力。資源保護の取り組みによって、その価値は現在も受け継がれています。
三重県を訪れた際は、ぜひ本場の焼きハマグリや酒蒸し、しぐれ煮を味わい、そのおいしさを体感してみてください。
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