滋賀県愛荘町の花火大会で18日夜、打ち上げ花火が落下したことが原因とみられる火災が発生し、河川敷の雑草約80平方メートルを焼いた。
花火大会の最中に出火 約20分後に鎮火
火災が発生したのは18日午後8時過ぎ。愛知川河川敷で開かれていた「愛知川祇園納涼祭花火大会」の会場内で、花火の打ち上げ場所に近い雑草から火が上がった。
消防と警察が消火活動にあたり、火は約20分後に消し止められた。観客や大会関係者にけがはなかった。
現場は観覧区域から離れており、炎が観客席まで広がる事態には至らなかった。
上空で正常に開かず落下した可能性
警察は、打ち上げられた花火が上空で正常に開かず、火がついた状態で河川敷に落下した後、爆発して周辺の雑草に燃え移った可能性があるとみている。
大会主催者によると、火災の発生後は会場内の安全確保を優先し、消防と警察が現場の確認にあたった。
警察は、使用された花火や打ち上げ筒、設備の状態を確認し、落下に至った原因を詳しく調べる。
延焼防止に欠かせない会場の安全管理
花火大会では、観覧区域との距離を確保するだけでなく、打ち上げ区域の除草や散水、消火器材の配置、異常発生時の中断手順を事前に整える必要がある。
過去の花火大会でも、正常に開かなかった花火や燃え残った火の粉が草地に落ち、火災につながった例がある。今回も、花火本体の不具合に加え、周辺の防火対策が十分だったかが確認の焦点となる。
警察が打ち上げ設備などを調査
警察は関係者から事情を聴くとともに、打ち上げ筒や花火の状態を調べ、事故原因の特定を進める方針だ。
愛知川祇園納涼祭花火大会は、地域で長く親しまれてきた夏の恒例行事。今後は原因究明とともに、再発防止に向けた安全対策が求められる。
編集部まとめ
人的被害は免れたが、落下地点や風向きが違えば観客を巻き込む危険もあった。花火の不具合と会場の防火体制を両面から検証する必要がある。
週刊TAKAPI編集部/成田
愛知川花火大会で起きた火災の全容
滋賀県愛荘町の愛知川祇園納涼祭花火大会で、打ち上げ花火が上空で正常に開かず、河川敷に落下した後に爆発したとみられる火災が発生した。雑草約80平方メートルを焼いたものの、落下地点が観覧区域から離れていたため、けが人はいなかった。火は約20分後に消し止められ、警察が花火本体や打ち上げ設備の状態、防火体制に問題がなかったかを詳しく調べている。
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