RIZINが、また予想の外側を突いてきました。
9月10日に京セラドーム大阪で開催される「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」で、朝倉未来(34)と青木真也(43)が対戦することが発表されました。
20日に行われた対戦カード発表会見で両者の名前が告げられると、会場は大きなどよめきに包まれました。
RIZINを象徴する人気ファイターと、日本の総合格闘技界を長年支えてきた寝技のスペシャリスト。世代も歩んできた道も異なる2人が、71キロ契約で激突します。
青木真也が約11年ぶりにRIZINの舞台へ
黒のスーツ姿で登壇した青木は、開口一番、独特の言葉で復帰への覚悟を示しました。
「恥ずかしながら、恥をしのんで帰ってきました」
青木にとってRIZIN参戦は、旗揚げ興行以来およそ11年ぶりです。
海外団体を主戦場とし、長年にわたって世界の強豪と戦ってきた青木。関節技や絞め技を中心とする高いグラップリング技術は、43歳となった現在も対戦相手に強烈な緊張を与えます。
今回の参戦について、青木は悔いを残さず戦い切りたいという決意を表明。格闘技への愛情と嫌悪が入り交じるような言葉からは、単なる記念出場ではない覚悟が伝わりました。
勝算についても、青木は「勝てると思うからやる」と明言しています。
朝倉未来「1ラウンドで終わらせます」
迎え撃つ朝倉も、言葉を濁しませんでした。
「1ラウンドで終わらせます」
さらに、青木最大の武器である寝技についても、「グラップリングでも負けない自信がある」と言い切りました。
通常であれば、青木との試合では寝技を避け、打撃戦に持ち込む展開が基本線になります。
しかし朝倉は、あえて相手の得意分野でも戦えると宣言しました。
長期間の強化期間を経て、どこまで総合力を高めてきたのか。打撃だけでなく、組みや寝技への対応を含めた新たな戦い方が注目されます。
最大の焦点は「青木が朝倉をつかめるか」
試合の構図は明確です。
朝倉が得意とする距離から左の打撃を当て、青木の組みを切り続けられるか。それとも青木が接近戦へ持ち込み、テークダウンから関節技や絞め技につなげるか。
青木にとって、打撃の間合いに長くとどまることは危険です。
一方の朝倉も、青木に一度深く組み付かれれば、わずかな判断ミスが即座に一本負けへつながります。
年齢や近年の実績だけを見れば、朝倉有利との予想が増える可能性があります。しかし、青木の寝技は一般的なMMAファイターのそれとは異なります。
朝倉が宣言どおり1ラウンドで仕留めるのか。青木が一瞬の隙を捕らえ、試合を自分の領域へ引きずり込むのか。
展開の読みやすさとは裏腹に、結末は極めて予測しにくい一戦です。
なぜこのカードが注目を集めるのか
この対戦は、単なる人気選手とベテランの顔合わせではありません。
青木は、日本人MMAファイターが海外で評価を築いていく時代を象徴する存在です。
対する朝倉は、競技実績に加えて発信力や事業展開を武器に、格闘技そのものの届け方を変えてきました。
既存の格闘技界で実績を積み重ねた青木と、SNS時代の格闘技人気を牽引してきた朝倉。
2人の対戦は、それぞれが背負ってきた時代のぶつかり合いでもあります。
榊原信行CEOも、青木について現在もトップ戦線で勝負できる選手との認識を示しており、話題性だけを狙ったカードではないことを強調しています。
平日の京セラドームを動かす一戦
大会は9月10日、京セラドーム大阪で開催されます。
平日のドーム大会という大きな挑戦の中で、朝倉vs青木は集客の中心を担うカードの一つとなります。
朝倉にとっては再起を懸けた重要な一戦。青木にとっては、およそ11年ぶりとなるRIZINの舞台です。
若さと打撃を武器にする朝倉。
経験と寝技を武器にする青木。
「1ラウンド決着」という朝倉の宣言が現実になるのか。それとも青木が、誰も予想しなかった一本勝ちを奪うのか。
試合開始のゴングが鳴るまで、格闘技ファンの予想は割れ続けそうです。
編集部まとめ
朝倉未来と青木真也。
これまで同じ日本の格闘技界にいながら、交わることが想像しにくかった2人の対戦が実現します。
朝倉にとって青木は、名前だけで乗り越えられる相手ではありません。青木にとっても、現在の朝倉を相手にする以上、過去の実績だけでは勝てません。
どちらかの看板を守る試合ではなく、それぞれが今の自分を証明する試合です。
朝倉の打撃が先に届くのか。青木の両腕が朝倉を捕らえるのか。
9月10日、京セラドーム大阪で行われる異色決戦は、2026年のRIZINを象徴する一戦となりそうです。
週刊TAKAPI編集部/黒木
特記事項:RIZINの公式発表、記者会見での選手および主催者の発言、各社報道をもとに構成しています。対戦カードや大会内容は、選手の負傷などにより変更される場合があります。
この対戦の要点
朝倉未来と青木真也の対戦が、9月10日の京セラドーム大阪大会で実現します。朝倉は1ラウンド決着を宣言し、青木は約11年ぶりにRIZINへ復帰します。朝倉の打撃と青木の寝技という分かりやすい構図に加え、異なる時代とキャリアを背負う2人が交わることで、2026年のRIZINを象徴するカードの一つとなりそうです。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。