2026年7月30日
広島東洋カープの松田元オーナーが30日、マツダスタジアムで取材に応じ、広島県警が矢野雅哉内野手と前川誠太内野手の居宅などを捜索したことについて、涙ぐみながらファンや関係者へ謝罪した。
球団は同日、広島県警による両選手の居宅などへの捜索を公表するとともに、前川選手の出場選手登録を抹消した。警察は捜索の具体的な理由を明らかにしていない。
「予想していなかった選手の名前が」
松田オーナーは、今回の捜索について「ショックが大きい」とした上で、ファンに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだと述べた。
さらに、これまで表面化していなかった前川選手の名前が挙がったことについて、「予想していなかった選手の名前が出てきたので、本当に驚いています」と説明。一生懸命プレーしている選手まで疑いの目を向けられる状況についても、複雑な心境を示した。
ただし、捜索を受けたことは刑事責任の確定を意味しない。現段階で両選手がどのような容疑や立場で捜索を受けたのかは公表されていない。
前川誠太選手の登録を抹消
広島は30日、前川選手の出場選手登録を抹消した。日本野球機構の公示でも、同日付の登録抹消が確認されている。
球団は、警察の捜査へ全面的に協力するとした上で、捜索を受けた事実を重く受け止め、前川選手の登録を抹消したと説明。ファンや関係者へ心配をかけたとして謝罪した。
前川選手は29日まで1軍の全体練習に参加していたとされる。これまでの関連報道で前川選手の名前は表面化しておらず、今回の球団発表によって捜索の対象だったことが初めて明らかになった。
矢野雅哉選手は17日に登録抹消
矢野選手は、今回の捜索に先立つ7月17日に出場選手登録を抹消されていた。球団側は当時、一部報道を受けた措置だと説明している。
一部週刊誌では、矢野選手が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を巡り、密売人とされる人物と同じ密室にいたとする写真が報じられていた。
鈴木球団本部長は当時、疑惑を抱かせる状況にある選手を1軍でプレーさせることには抵抗があるとの認識を示した一方、矢野選手による指定薬物の使用は確認できていないとしていた。
捜索理由は公表されず
広島県警が矢野、前川両選手の居宅などを捜索したことは球団が発表しているが、捜索の目的や押収物の有無、両選手への事情聴取が行われたかなどは明らかにされていない。
球団は今後も捜査へ全面的に協力する方針で、警察の捜査結果を踏まえて追加の対応を判断するとみられる。
編集部まとめ
球団が公表したのは、矢野、前川両選手の居宅などが警察の捜索を受けたという事実までで、具体的な容疑や関与の有無は明らかになっていない。
選手や球団への影響が広がる中、憶測ではなく、今後の警察発表と球団の正式説明を見極める必要がある。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項:本記事は、2026年7月30日の広島東洋カープの発表、日本野球機構の公示および関連報道を基に構成しています。捜査は進行中であり、両選手の刑事責任や違法行為への関与は確定していません。
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