愛知県東栄町振草の鴨山川で8月8日、家族で川遊びをしていた小学6年生の男児(11)が溺れ、助けようと川に入った父親も溺れた水難事故で、父親の死亡が確認された。
死亡したのは、愛知県弥富市鳥ケ地1丁目に住む会社員・和田綾次さん(40)。男児は母親に救助され、命に別条はない。
「男性が川で溺れている」通行人が110番通報
警察によると、8日午後0時15分ごろ、東栄町振草の鴨山川で、通行人から「男性が川で溺れている」と110番通報があった。
和田さんは当時、妻と小学6年生の息子(11)の3人で川遊びをしていた。
息子が川を渡ろうとして溺れたため、和田さんが助けようと川に入ったが、和田さん自身も溺れたという。
息子を助けようと川へ 父親は心肺停止で搬送
和田さんは近くに住む住民によって救助された。
救助された時点で心肺停止の状態で、病院へ搬送されたが、その後、死亡が確認された。死因は溺死とみられている。
一方、最初に溺れた11歳の息子は母親に救助され、命に別条はないという。
息子を救助しようと川へ入った父親が亡くなる結果となった。
家族3人ともライフジャケット着用せず
事故当時、和田さんと妻、息子の3人はいずれもライフジャケットを着用していなかった。
現場となった鴨山川は、川幅がおよそ10メートル。深い場所では水深がおよそ2メートルあるという。
警察は、息子が溺れた状況や、和田さんが救助に向かった際の状況など、事故の詳しい経緯を調べている。
同じ8日、田原市でも死亡水難事故
愛知県内では8日午前にも、田原市の海岸でサーフィンをしていた男性が溺れ、死亡する水難事故が起きている。
同じ8日に県内で死亡を伴う水難事故が相次いだ。
夏休みやお盆の時期を迎え、海や川を訪れる機会が増えるなか、水辺での事故防止が改めて課題となっている。
特に川は、場所によって水深や流れが大きく変化することがあり、救助しようと水に入った人が二次的に事故へ巻き込まれる危険もある。
警察は引き続き、鴨山川で起きた今回の事故について詳しい状況を調べている。
編集部まとめ
愛知県東栄町の鴨山川で8月8日、川遊びをしていた小学6年生の息子(11)が溺れ、助けようとした父親の和田綾次さん(40)も溺れた。
息子は母親に救助され命に別条はなかった一方、和田さんは近隣住民に救助され、心肺停止の状態で病院へ搬送されたが死亡が確認された。
事故当時、家族3人はいずれもライフジャケットを着用していなかった。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本記事は、警察発表および確認された報道内容を基に、8月8日時点で判明している続報を整理・再構成しています。事故原因について未確認の推測は行っていません。
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