【豊橋】「あいちの水」飲まないで 市が22日注意喚起、県資料では290ml缶から1.8cmネジ

豊橋市が「あいちの水」の飲用自粛を呼びかけ、290ml小型缶から約18ミリの金属製ネジが見つかった問題を伝えるアイキャッチ

豊橋市は2026年8月22日、愛知県が配布したボトル缶「あいちの水」から金属製のネジが見つかった問題を受け、市公式サイトで飲用を控えるよう市民に注意喚起した。

市は、対象商品を持っている場合は「飲用を控え廃棄をお願いします」と案内。さらに、原因究明と安全確認が終わるまで「当面の間、全てのあいちの水を飲用しないようお願いします」としている。市公式トップページにも22日付の新着情報として掲載された。

県確認は「290ml小型缶」 18ミリの金属製ネジ

異物混入そのものが判明したのは8月20日。

愛知県の一次発表によると、県消防学校で行われた「少年消防クラブ員の県消防学校一日入校」で配布した「あいちの水」のうち、小型缶290mlの容器内から金属製ネジが見つかった。

ネジは長さ約18ミリ、径約3ミリ。

20日午後2時50分、イベント参加者の家族から異物発見の連絡があり、午後4時30分には県職員が容器と異物を確認して回収した。県は製造事業者と原因を調べている。

3日間で603本配布 健康被害は確認されず

イベントでは8月18日から20日までの3日間、愛知県消防学校で290ml缶を計603本配布していた。

県が公表した製造総数量は、

  • 290ml小型缶:5万2416本
  • 400ml大型缶:11万7360本

となっている。

現時点で、今回の異物混入に関連する健康被害は確認されていない。

一部の報道では、小学2年生の男児が水を口にして違和感を覚えた後、残った水からネジが確認されたとの経緯が伝えられている。ただし、「水をコップに移して確認した」など細部の表現には報道ごとの差がある。

愛知県の一次資料は、誰がどのように飲んだかという詳細までは記載せず、「受領者の家族から異物発見の連絡があった」としている。このため本記事では、男児の具体的な行動について県発表以上の断定はしない。

豊橋市は「400ml」、県は「290ml」 公式資料で容量表記に違い

今回、豊橋市民が確認しておくべき点の一つが、市と県の公式ページで異物が見つかった商品の容量表記が異なっていることだ。

豊橋市が8月22日に公開した「愛知県が配布した飲料における異物発見事案について」では、

「あいちの水」400mlボトル缶

から異物が見つかったと案内している。

一方、愛知県が8月20日に公表した一次資料では、異物が見つかった商品を、

「あいちの水(小型缶290ml)」

と明記している。

県発表では配布数量603本も290ml小型缶として整理されており、本記事では実際に異物が確認された商品の容量について県一次資料の「290ml」を採用する。

この表記差について、豊橋市公式ページでは22日夕方時点で理由や訂正の説明は確認できない。

豊橋で重要なのは容量ではなく「全部飲まない」

ただし、市民の安全行動について290mlと400mlを区別する必要はない。

愛知県は異物が見つかったイベント配布分について廃棄を求めるだけでなく、原因究明と安全確認が終わるまで「全てのあいちの水」を飲用しないよう県民に求めている。すでに製品を配布した関係機関にも、配布を控えるよう依頼している。

豊橋市も県と同様に、当面はすべての「あいちの水」を飲まないよう案内している。市公式ページは防災危機管理課からの情報として掲載されている。

豊橋市内で受け取った「あいちの水」も自己判断で飲まない

「あいちの水」は県営水道をPRする目的などで各地のイベントで配布されてきた。

今回、異物が確認されたのは県消防学校で配られた290ml缶1本であり、豊橋市内で過去に配布された製品が同じ製造ロットだったとの公表情報は確認されていない。

一方、県が飲用自粛を特定ロットや290ml缶だけに限定していない以上、豊橋市内で入手した製品についても、容量や入手場所だけで安全と判断せず、現段階では飲用しない対応が必要となる。

編集部まとめ

豊橋市が22日に新たに市民向け注意喚起を出し、県と同様に「あいちの水」全製品の飲用自粛を求めた。

県資料では異物が確認されたのは290ml小型缶で、豊橋市ページの400ml表記とは食い違う。原因、安全確認、容量表記の整理が今後の確認点となる。

週刊TAKAPI編集部/松本

特記事項

この記事は2026年8月22日17時52分までに確認した愛知県および豊橋市の公式発表を中心に構成した。

豊橋市公式サイトでは、HP番号「125655」に相当する8月22日付ページで、市民に対象品の廃棄と全製品の飲用自粛を呼びかけている。市公式トップページでも同日付の新着情報として掲載されている。

異物が確認された商品の容量については、愛知県一次資料の290mlを優先した。混入原因や具体的な製造ロットとの関係は調査中であり、製造段階など特定の工程で混入したとは断定していない。

豊橋市の「あいちの水」注意喚起で分かっていること

8月20日、県消防学校で配布された「あいちの水」290ml小型缶1本から、長さ約18ミリ、径約3ミリの金属製ネジが確認された。

県は健康被害を確認していないが、安全確認まで全製品を飲用しないよう要請。豊橋市も8月22日に市公式サイトで同様の注意喚起を開始した。

愛知県が配布した飲料における異物発見事案について (豊橋市HP)

Q豊橋市は「あいちの水」について何を呼びかけている?
A手元に対象商品がある場合は飲用を控えて廃棄し、当面はすべての「あいちの水」を飲まないよう求めている。
Q実際にネジが見つかったのは何mlの缶?
A愛知県の一次発表では290ml小型缶。長さ約18ミリ、径約3ミリの金属製ネジが確認された。
Qなぜ豊橋市は400mlと書いている?
A豊橋市の8月22日付ページには400mlと記載されているが、県資料との違いについて市から説明は確認できていない。
Q290mlだけ飲まなければいい?
Aいいえ。愛知県と豊橋市はいずれも、当面は容量を問わずすべての「あいちの水」を飲用しないよう求めている。
Q健康被害は確認されている?
A愛知県は現時点で、この事案に関連する健康被害は確認されていないとしている。

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