結論|あさくまは「攻めの出店」でブランド力をさらに高めようとしている
近年、ステーキのあさくまは新店舗のオープンが続いています。
東海地方を中心に関西へも商圏を広げ、さらに新業態にも挑戦するなど、積極的な出店戦略が目立っています。
その背景には、
- 好調な業績
- ファミリー需要の回復
- ドミナント戦略
- ブランド認知度の向上
- 新たな顧客層の開拓
といった複数の狙いがあると考えられます。
あさくまとは?
1948年創業の老舗ステーキレストラン「あさくま」は、名物ステーキやハンバーグに加え、サラダバーやコーンスープでも高い人気を誇ります。
東海地方では特に知名度が高く、現在は東海・関東・関西を中心に店舗網を拡大しています。
最近オープンした主な店舗
あさくまは2025年以降も積極的に新規出店を続けています。
2025年
- 桑名店(三重県)
- 鈴鹿店(三重県)
2026年
- 西梅田ハービスプラザ店(大阪府)
- 東海加木屋店(愛知県)
- 尾張旭店(愛知県)
- カレーのあさくま 栄スカイル店(名古屋市)
- 京都伏見店(京都府)
さらに2026年夏には、グループ初となる中部国際空港セントレアへの出店も予定されており、新たな商圏開拓にも乗り出しています。
考察① 業績が好調だから積極出店できる
あさくまは近年、売上が堅調に推移しており、会社も積極的な店舗展開を進めています。
コロナ禍ではサラダバー業態が苦戦した時期もありましたが、その後はメニュー強化やサービス改善を進めたことで客数が回復。2025年には34カ月連続で前年売上を上回るなど、好調な業績を背景に新規出店を加速させています。
考察② 東海地方を中心としたドミナント戦略
新店舗を見ると、
- 愛知県
- 三重県
- 岐阜県
など、既存ブランド力が高いエリアへの出店が多くなっています。
物流や人材確保、広告効率を高められるため、同一エリアへ集中出店する「ドミナント戦略」は経営効率の高い方法だと考えられます。
考察③ 関西エリアへの本格展開
西梅田ハービスプラザ店や京都伏見店の出店からは、東海地方だけでなく関西市場を重視していることがうかがえます。
都市部への出店はブランド認知度の向上にもつながり、新たな顧客獲得の拠点として期待されます。
考察④ 新業態「カレーのあさくま」に挑戦
2026年には「カレーのあさくま」が名古屋・栄にオープンしました。
人気サラダバーの牛すじカレーを主役にした専門店で、これまでのステーキ業態とは異なる顧客層を狙っています。
これは「あさくまブランド」を広げる新たな挑戦と言えるでしょう。
考察⑤ 空港出店は全国ブランド化への第一歩
2026年夏には、中部国際空港セントレアへグループ初の空港店舗をオープン予定です。
空港は観光客やビジネス利用者が集まる場所であり、東海地方以外の人にもブランドを知ってもらう絶好の機会になります。
この出店は「あさくまを全国ブランドへ育てたい」という意思の表れとも考えられます。
今後も出店は続く?
経営陣は店舗網の拡大に前向きな姿勢を示しており、今後も東海地方を軸に新店舗が増える可能性があります。
ロードサイドだけでなく、
- 商業施設
- 駅近店舗
- 都市型店舗
など、立地の幅も広がっていくことが予想されます。
まとめ
最近の出店状況を見ると、あさくまは単なる店舗数拡大ではなく、「ブランド価値を高めながら商圏を広げる」という明確な戦略を進めていることが分かります。
東海地方で培った強いブランド力を土台に、関西や空港といった新たな市場へ進出し、新業態「カレーのあさくま」にも挑戦するなど、攻めの経営が続いています。
今後もファミリー需要や外食市場の回復を追い風に、さらに存在感を高めていく可能性が高いでしょう。
※本記事は公開されている企業情報、報道内容、地域特性、市場動向などをもとに編集部が独自に考察した内容です。企業や関係者が公表している出店理由・経営方針を断定するものではなく、一部に編集部の見解や推測が含まれます。最新かつ正確な情報は、各企業・自治体の公式発表をご確認ください。
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