東京都台東区で2018年、貴金属買い取り店の関係者が襲われ、現金約4700万円を奪われそうになった事件で、警視庁捜査1課は9月15日、強盗未遂の疑いで韓国籍の男2人を逮捕した。
逮捕されたのは、いずれも住所・職業不詳のノ・ヒョンドン容疑者(29)とキム・テホ容疑者(31)。
事件発生から約8年。犯行当日に日本を出国していたとされる2人の身柄が韓国側から引き渡され、捜査が大きく動いた。
路上で催涙スプレー 狙われた約4700万円
逮捕容疑は2018年11月12日、仲間と共謀し、東京都台東区松が谷の路上で、貴金属買い取り店の関係者らに催涙スプレーを吹き付けるなどして、現金約4700万円を奪おうとした疑い。
複数の報道によると、事件は5人組による犯行とみられている。
現金を奪うことには失敗したものの、事件後、ノ容疑者とキム容疑者は日本を離れた。警視庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していた。
犯行当日に韓国へ出国
警視庁によると、2人は事件が起きた当日に成田空港から韓国へ出国したとされる。
その後も捜査が続けられ、日韓犯罪人引渡条約に基づき、2026年9月15日に韓国当局から日本側へ身柄が引き渡された。
事件から約8年を経ての逮捕となった。
この事件では、すでに韓国籍の男2人が実行役として逮捕されている。
ノ容疑者は黙秘、キム容疑者は否認
警視庁の調べに対し、ノ容疑者は黙秘している。
一方、キム容疑者は「強奪はしていません」と供述し、容疑を否認しているという。
警視庁は、事件に関与したとみられる別の人物についても捜査を続けており、事件の全容解明を進める方針だ。
※逮捕は有罪を意味するものではなく、刑事責任については今後の捜査・裁判で判断されます。
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