熊本県警は26日、熊本市中央区の雑居ビルで20代女性にわいせつな行為をしたうえ、女性用下着を盗んだとして、プロバスケットボール「香川ファイブアローズ」の小寺ハミルトンゲイリー容疑者(42)を不同意わいせつと窃盗の疑いで逮捕した。
事件が起きたとされるのは、2026-27シーズン開幕戦が行われる当日の未明だった。
警察によると、小寺容疑者は当時飲酒しており、わいせつ行為について「同意があった」とする趣旨の説明をして、容疑を一部否認している。
午前2時ごろ 熊本市中央区の雑居ビル
逮捕容疑は26日午前2時ごろから午前2時30分ごろまでの間、熊本市中央区の雑居ビルで、飲食店従業員の20代女性に対し、同意なくわいせつな行為をしたうえ、女性用下着1点を盗んだ疑い。
下着は時価2000円相当とされる。
被害女性の氏名など、個人を特定できる情報は公表されていない。
小寺容疑者は、わいせつ行為について「同意があった」と説明している。窃盗容疑を含めた認否の詳細については、現時点の公開情報では明らかになっていない。
開幕戦当日未明 遠征先の熊本で
香川ファイブアローズは26日午後3時5分から、熊本県立総合体育館で熊本との2026-27シーズン開幕戦を予定していた。
小寺容疑者は開幕ロスター11人の1人として登録されていた。
クラブが27日に公表した時系列によると、小寺容疑者は25日深夜から26日にかけ、1人でタクシーに乗って外出したという。
午前5時ごろ、クラブが「街でトラブル」と把握
クラブによると、26日午前5時ごろ、スタッフから代表取締役社長兼GMの生岡直人氏に、小寺容疑者が街でトラブルになっているとの連絡が入った。
生岡氏とクラブスタッフが現場へ向かい、警察官から小寺容疑者と女性との間でトラブルがあったとの説明を受けた。小寺容疑者はその後、警察官と警察署へ向かった。
午前10時ごろには警察からクラブ側へ迎えに来るよう連絡があり、午前11時ごろ、小寺容疑者は宿泊先ホテルに戻った。
クラブが本人から事情を聴いたところ、小寺容疑者はトラブルを否認したという。
試合には出場させず 当初は「コンディション調整で不在」
クラブは事実関係が明確ではなかったものの、「試合に出せる状況ではない」と判断し、小寺容疑者にホテルでの待機を指示した。
チーム全体にもトラブルが起きていることと、26日の試合には出場させないことを伝えた。
一方、対外的には小寺容疑者について**「コンディション調整で不在」**と発表していた。
クラブは逮捕判明後、試合開始時点では明確な状況を把握できていなかったとして、この説明について謝罪した。
午後9時30分ごろ、逮捕の連絡
クラブによると、午後7時ごろ、警察署から小寺容疑者と再び話をしたいとの連絡があった。
午後7時30分ごろ、生岡氏が警察官から事件の詳細説明を受け、小寺容疑者は宿泊先ホテルから警察署へ移動した。
午後9時30分ごろ、クラブに逮捕の連絡が入り、午後10時ごろにはチーム全体へ逮捕と罪名などを伝えたという。
28日に記者会見へ
香川ファイブアローズは、警察の捜査に全面的に協力しながら、引き続き事実確認を進めるとしている。
クラブは9月28日午前11時から「TSURUO COURT」で記者会見を開き、今回の事案について説明する予定
現時点では、小寺容疑者の選手契約やクラブとしての最終的な処分については発表されていない。
編集部まとめ
香川ファイブアローズの小寺ハミルトンゲイリー容疑者(42)が、遠征先の熊本市で20代女性への不同意わいせつと窃盗の疑いで逮捕された。
クラブは事件当日早朝からトラブルを把握し、小寺容疑者を試合に出場させなかった一方、対外的には当初「コンディション調整で不在」と説明していた。28日に記者会見を開くとしている。
週刊TAKAPI 編集部/成田
特記事項
この記事は2026年9月27日時点で確認した警察発表に基づく公開報道と、香川ファイブアローズの公式発表をもとに構成しています。
小寺ハミルトンゲイリー容疑者は不同意わいせつと窃盗の疑いで逮捕された段階であり、有罪が確定したものではありません。
「同意があった」とする説明は小寺容疑者側の供述であり、被害を訴えている女性側の認識と一致していることを意味しません。
被害女性のプライバシー保護のため、個人を特定できる情報や必要以上に具体的な被害状況は掲載していません。

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。