SNSで知り合った15歳の女子高校生に裸を要求し、動画や写真を保存するなどしたとして、大阪府警は、沖縄県に住むNPO法人職員の喜屋武佑樹容疑者(35)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕しました。
喜屋武容疑者の携帯電話からは、児童ポルノにあたる疑いのある200人以上の少女の写真や動画が、学校名などの情報とともに保存されていたということで、警察が解析を進めています。
SNSで15歳高校生に接触か
捜査関係者によると、喜屋武容疑者は2026年4月、SNSを通じて中部地方に住む当時15歳の女子高校生と接触。
ダイレクトメッセージでやり取りを重ねた後、金銭を渡すことを約束し、SNSのビデオ通話を利用して裸になることなどを要求したとみられています。
その上で、女子高校生の裸などが映った動画や写真を自身の携帯電話に保存した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、喜屋武容疑者は「何もお話することはできません」と話しているということです。
同様の手口でこれまで3回逮捕
喜屋武容疑者が逮捕されるのは今回で4回目です。
これまでにも、SNSを通じて少女に接触し、金銭を対価として性的な動画や画像を送らせたなどとして逮捕されています。
大阪府内に住む当時14歳の女子中学生をめぐる児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪については、すでに大阪地裁で公判が始まっています。
初公判で喜屋武被告は行為そのものについては認める一方、「16歳未満と知っていたかどうかは回答を留保したい」として、起訴内容を一部否認しました。
今回の逮捕容疑についても、今後の捜査や司法手続きによって事実関係がさらに明らかになるとみられます。
携帯電話に「200人以上」 学校名などと保存か
捜査でさらに浮上しているのが、押収された携帯電話に残されていた大量のデータです。
捜査関係者によると、携帯電話には児童ポルノにあたる疑いのある200人以上の少女の写真や動画が保存されていました。
データには学校名などの情報も付けられていたということです。
ただし、現段階で「200人以上」の全員について犯罪被害が確認されたということではありません。警察は携帯電話の解析を進め、他にも被害者がいないか詳しく調べています。
勤務するNPOでは青少年と接する機会も
喜屋武容疑者は沖縄県内のNPO法人に勤務しており、この法人では青少年と接する機会があるということです。
一方、今回明らかになっている逮捕容疑はSNSを通じて知り合った女子高校生に関するもので、NPO法人での活動を通じて被害者と接触したと確認されたわけではありません。
勤務先での活動と一連の事件との関連については、確認された事実と分けて見る必要があります。
警察は携帯電話に保存されていた写真や動画を解析するとともに、同様の被害がさらに広がっていないか捜査を続けています。
※逮捕・起訴された人物について、有罪判決が確定するまでは無罪が推定されます。
このニュースのポイント
担当記者:編集部
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