【兵庫・神戸】赤信号で停車中の車が突然発進 歩行者4人はね21歳大学生死亡 運転は徳島市58歳会社役員

神戸市中央区の交差点で赤信号で停止していた乗用車が突然発進し、歩行者4人をはねて21歳大学生が死亡した事故を伝える週刊TAKAPIの報道アイキャッチ

2026.10.03

神戸市中央区御幸通の県道交差点で10月1日、赤信号で停止していた乗用車が突然発進し、横断歩道を渡っていた歩行者4人をはねる事故があった。

神戸市東灘区の大学生、岸上優空さん(21)が頭を強く打つなどして搬送先の病院で死亡。神戸市中央区の男性(38)は頭蓋骨を折る重傷を負い、ほか2人も軽傷を負った。

兵庫県警葺合署は2日、乗用車を運転していたのは徳島市に住む58歳の男性会社役員だったと発表した。

男性自身も右手を骨折するなどの重傷を負っている。県警は男性の回復を待って事情を聴き、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いも視野に事故原因を調べる方針だ。

赤信号で停止 その後突然発進

事故が起きたのは1日午後3時40分ごろ。

現場は片側3車線の県道交差点で、乗用車は横断歩道の手前で赤信号により停止していたとみられている。

ところが、その後、車は信号待ちの状態から突然発進した。

横断歩道を渡っていた歩行者ら4人を次々とはね、さらに交差点を走行していたトラックに衝突したとされる。

今回は、走行中の車が赤信号へそのまま進入したのではなく、一度赤信号で停止していた車が、その後突然動き出したとみられている点が大きな特徴となる。

約30メートル進んだか ドラレコに事故の瞬間

事故の瞬間は、周辺を走行していた車のドライブレコーダーにも記録されていた。

映像では、横断歩道付近へ白い乗用車が突然進入する様子が確認されている。

報道によると、車は赤信号で停止していた位置から急に発進し、歩行者を巻き込みながら約30メートル進んだ後、トラックに衝突したとみられている。

事故当時、歩行者側は青信号だったとみられている。

県警が今後、ドライブレコーダーや周辺の防犯カメラなどをどのように解析するのかが、事故原因を解明する重要な材料となる。

21歳大学生死亡 38歳男性は頭蓋骨骨折

事故で死亡したのは、神戸市東灘区の大学生、岸上優空さん(21)。

岸上さんは頭を強く打つなどして病院へ搬送されたが、その後、死亡が確認された。

また、神戸市中央区の男性(38)は頭蓋骨を骨折する重傷を負った。

ほかにも歩行者2人が軽傷を負っている。

歩行者だけでみると、1人死亡、1人重傷、2人軽傷となる。

運転していた男性自身も重傷を負っており、運転手を含めると事故による死傷者は5人となる。

運転していたのは徳島市の58歳会社役員

兵庫県警は2日、乗用車を運転していた男性について、徳島市在住の58歳会社役員と発表した。

男性は事故で右手を骨折するなどの重傷を負い、治療を受けている。

このため、県警は現時点で事故当時の詳しい状況について十分な事情聴取ができていない。

事故直後の男性については、運転席でぐったりしていた、ぼんやりした様子だったなどの目撃証言も報じられている。

ただし、これらは事故後の状態についての証言であり、事故前に体調不良や意識障害があったことを示すものではない。

現時点で県警は、体調変化や病気が事故原因だったとの発表をしていない。

「エンジン音がすごく大きかった」目撃証言

事故当時、現場にいた人からは、車のエンジン音が非常に大きかったとの証言も出ている。

横断歩道を渡っていた人からは、車がすぐ後ろを通過したという証言や、何かを引きずるような音がしたとの説明も報じられた。

一方、エンジン音が大きかったことだけで、実際のアクセル操作を判断することはできない。

アクセルがどの程度踏まれていたのか、ブレーキ操作が行われていたのか、車両に機械的な異常がなかったのかについては、今後の車両解析などで確認する必要がある。

なぜ赤信号で突然発進したのか

現時点で確認されている事故の経過を整理すると、

赤信号で横断歩道手前に停止
↓
その後、車が突然発進
↓
横断歩道を渡っていた歩行者4人をはねる
↓
約30メートル進む
↓
トラックと衝突

という流れになる。

今回の事故で最大の焦点は、赤信号で一度停止していた車が、なぜ突然動き出したのかという点だ。

操作ミスだったのか。

事故直前に運転手の状態に何らかの変化があったのか。

車両側に異常があったのか。

現段階では、いずれも事故原因として確定していない。

「突然発進した」という事故の現象と、「なぜ発進したのか」という原因は分けて考える必要がある。

県警、過失運転致死傷も視野

兵庫県警葺合署は、男性の回復を待って事故当時の状況を聴く方針。

自動車運転処罰法違反の過失致死傷容疑も視野に、事故原因を詳しく調べるとしている。

現時点で男性が逮捕されたとの発表はなく、刑事責任が確定した段階でもない。

今後は本人への事情聴取に加え、事故車両、ドライブレコーダー、防犯カメラ、信号の状況などを総合的に確認することになるとみられる。

編集部まとめ

神戸・三宮の交差点で起きた今回の事故では、赤信号で一度停止していた乗用車が突然発進し、横断歩道を渡っていた歩行者4人をはねたとみられている。

大学生の岸上優空さん(21)が死亡し、38歳男性が頭蓋骨骨折の重傷、ほか2人も軽傷を負った。

運転していたのは徳島市の58歳会社役員で、男性自身も右手骨折などの重傷を負っている。

車は歩行者をはねた後、約30メートル進んでトラックに衝突したとされる。

事故直後の運転手の様子や大きなエンジン音について複数の証言が出ているものの、それらと事故原因との関係は現時点で確認されていない。

今後の最大の焦点は、赤信号で停止していた車がなぜ突然発進したのかという一点にある。

兵庫県警が運転手本人への事情聴取と映像・車両解析を進める中で、事故直前に何が起きていたのかをどこまで解明できるかが注目される。

週刊TAKAPI 編集部/松本

特記事項

この記事は2026年10月3日未明までに確認された兵庫県警葺合署の説明に基づく複数の報道を整理し、事故の時系列と10月2日に新たに判明した内容を加えて構成しています。

運転していた58歳男性については、事故直後の状態に関する映像や目撃証言が報じられていますが、体調不良、疾病、意識障害などが事故原因だったとの警察発表は現時点でありません。

また、男性については過失運転致死傷の疑いも視野に調べが進められていますが、逮捕、起訴、刑事責任の認定が確認された段階ではありません。

Q神戸・三宮の事故はいつ起きましたか?
A2026年10月1日午後3時40分ごろ、神戸市中央区御幸通の県道交差点で発生しました。
Q歩行者の被害はどうなっていますか?
A歩行者4人がはねられ、21歳の大学生女性が死亡、38歳男性が頭蓋骨骨折の重傷、ほか2人が軽傷を負いました。
Q車は事故前に走行していたのですか?
A事故直前、乗用車は赤信号で横断歩道手前に停止していたとみられています。その後、突然発進して歩行者らをはねたとされています。
Q運転していたのは誰ですか?
A兵庫県警によると、徳島市に住む58歳の男性会社役員です。男性自身も右手骨折などの重傷を負っています。
Qなぜ突然発進したのですか?
A現時点では原因は分かっていません。兵庫県警は男性の回復後に事情を聴くとともに、事故車両やドライブレコーダーなどを調べ、過失運転致死傷の疑いも視野に事故原因を捜査する方針です。

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