豊橋生まれのお米が、全国の舞台で大きな評価を受けた。
愛知県豊橋市で誕生したブランド米「女神のほほえみ」(品種名・豊橋1号)が、「第19回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」のネクスト部門で優秀金賞を受賞した。
受賞を記念し、東三河食糧株式会社は同じお米1トンを豊橋市内のこども食堂へ寄附。地元で生まれた新品種が全国で認められ、その喜びが地域の子どもたちへ届けられる形となった。
豊橋市役所で受賞報告と贈呈式
7月3日、東三河食糧株式会社の渡辺代表取締役が豊橋市役所を訪れ、長坂尚登市長に受賞を報告した。
市役所では表敬訪問にあわせ、「女神のほほえみ」1トンを市内のこども食堂へ寄附する贈呈式も行われた。
渡辺代表取締役は、新品種が見つかってから10年の節目で受賞できたことへの喜びを表明。長坂市長も、豊橋で生まれたお米が全国的に評価されたことを歓迎し、より多くの人に味わってもらいたいとの期待を示した。
70点の中から優秀金賞に選出
今回、「女神のほほえみ」が出品されたネクスト部門は、品種登録から15年以内の比較的新しい品種を対象とする部門だ。
70点が出品される中、「女神のほほえみ」は最優秀金賞に次ぐ優秀金賞を獲得した。
新品種としての将来性だけでなく、食味の高さも評価された形となる。
「女神のほほえみ」は、平成30年に品種登録された豊橋生まれのお米。大粒で、適度な甘みと粘りがあり、冷めてもおいしさが続く点が特徴とされている。
炊きたてはもちろん、弁当やおにぎりなど、時間がたってから食べる場面にも向いた品種だ。
名前に込められた「幸せになってほしい」という願い
「女神のほほえみ」という印象的な名前には、作る人、食べる人、販売する人など、関わるすべての人に幸せな気持ちになってほしいという願いが込められている。
今回の受賞と寄附は、その名前に込められた思いを象徴する出来事となった。
全国規模のコンテストで評価を受けたお米が、地元のこども食堂へ届けられる。ブランドの知名度向上だけでなく、地域への還元まで一体となった取り組みだ。

1トンを市内37カ所のこども食堂へ
寄附された「女神のほほえみ」1トンは、7月から9月にかけて、豊橋市内37カ所のこども食堂へ順次配布される予定となっている。
東三河食糧株式会社は、これまで支えてきた市民への感謝を込めた寄附だと説明。地域の子どもたちにも、このお米を通じて幸せな気持ちになってほしいとしている。
物価高などで食材費の負担が増す中、1トンというまとまった量の寄附は、こども食堂の運営を支える実質的な支援にもなる。
こども食堂ネットワーク側も、地域企業からの支援に感謝を示した。
豊橋ブランドとして広がる可能性
地元で開発され、地元で育てられた新品種が全国で評価され、さらに地域の子どもたちへ還元される。
「女神のほほえみ」の今回の受賞は、単なるコンテスト結果にとどまらない。豊橋の農業、地域企業、こども食堂をつなぐ新たな地域ブランドの物語として、今後さらに注目を集めそうだ。
特記事項:本記事は豊橋市および関係者の発表内容、公開情報を基に構成しています。配布時期や対象施設などは変更される場合があります。
週刊TAKAPI編集部/黒木
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。